遥かな轍(日々雑感)

大根サラダを食いまくってカリカリな体になってみよう(笑。

国鉄追赤地線~Foce VRMoNLINE その2

2009年03月22日 15時05分13秒 | VRM~レイアウト
ここで紹介しているVRMレイアウトではZioさん天球テクスチャーを使わせて頂きました。


さて、今日はきっと最初で最後の連発投稿なんですが、このエントリーが本日の大ラスです。再びVRMoNLINEで作っているレイアウトのお話です。最近、VRM界隈を見ていると結構レイアウト製作記が頻繁にUPされていて、みなさんとっても活動が活発ですよね。ざーっと界隈をヲチ(微妙に意味が違うかw?)していても楽しいです。積極的にロケハンに出掛けている人も居てこれは非常に微笑ましいと言うか、いや、微笑んでないで見習えよ!という感じです。いや、ロケハンってやっぱ大切ですよね。現場の空気を感じるってのが自分のレイアウトにも空気感というか、実感を齎してくれるんですよね。リアルな情景ってやっぱ自分で目にしたものをできる限り早めに具体化することによって現実味を加味しようって事なんですが絵の世界でもこれは同じです(絵の場合は意図的に時間を空けて記憶を適度に薄れさせて独特の雰囲気を創造するって方法もあるんですが、何れにせよまずはロケハンからスタートするってところは同じです)。今回の話題では具体化する手段ってのがVRMである訳ですが。僕も今日はロケハンだ~!とか思ってたんですが、大阪は生憎の雨で断念しました(泣。まぁ、雨が降ったお陰でこの連発ポストに繋がっているんですけどね。


以前にもUPした比奈日多町の情景を別アングルから。駅前に広がる田園風景ですね。
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今回作っているoNLINEのレイアウトなんですが結構鼻息荒く力んでます(笑。この水田も奥に行けば行くほど高度が高くなるようにしてあります。で、良い感じだなと自分的には満足してたんですが…Junichiさんのこれを見てゲンナリしました。年の功というか、鋭い観察眼とその再現力に脱帽です。アチャラの方が一枚も二枚も上手でした。残念ですが今日のところは僕の負けですね(苦笑。素直に負けを認める僕ってクールだよなぁ(バキ。
話は戻って…。手前の道路は駅前のちょっとした商店街を貫く街道で名を「閉山街道」と云います。県道クラスなんですが北九州から田川を通って比奈日多を掠めて閉山に至る街道です。そう、みなさん、気付いてくれました?。比奈日多町は福岡県なんです(笑。で、この閉山街道は県道クラスの道路です。しかし歴史が古い代わりに御覧の様に幅員が狭く、また比奈日多駅には国鉄貨物の取り扱い代行をする重井海陸運輸倉庫(略して重井海陸)さんの10t車も出入りしていて、しかも国鉄バスも乗り入れてきて、ついこの間は重井海陸の10t車と国鉄バスが鉢合わせ!。どっちが道を譲るかで揉めて、乗務員同士が車から降りてきて掴み合いの喧嘩になっておりました(笑。国鉄バスのお客さん可哀想でしたよ!?。で、そんな訳で、閉山炭坑へ出入りするダンプやジェットパッカーがこの街道を通るのは非常に危険なので、これらの大型トラックを逃がす意味でバイパスが出来ました。これが国道322号です(ォィw。上の写真では写ってませんが水田の奥を通ってます。手前に左へと続く路地がありますが、これが国道へ出る道です。この道は町道ですね。


重井海陸運輸倉庫さんの比奈日多駅前支店です。
国鉄の貨物ホームに隣接していて貨車便の荷物の集配と保管の代行を行っています。
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上の写真は重井海陸さんの比奈日多支店ですが、物流業界に身を置く僕の本領発揮ってとこでしょうか。ワムは扉が開いているタイプを貨物ホームに横付けさせていますが丁度積み下ろし真っ最中の情景を再現してあります。真ん中のクルマはすでに空車ですが奥のクルマにはドラム缶(このドラムは一応200lドラムみたいですが少し大きいぞっと)が積まれていてそれをパレットに移し変えているところです。更に5tコンテナを積んだ日野プロフィア(テラヴィ)ヘッドのトレーラー(乗務員は俺w。ってかこれの10tウイング車に3年ほど乗ってましたから;)の後ろと、奥の方には袋モン(業界では紙製の袋を←カミタイと言います。肥料とか米とか入ってる奴ね)が綺麗にパレットに積まれているのが判りますか?。これもきちんと運輸業界で決められた方法に拠ってます。8本バイ回し積みという方法です(細かすぎw)。この辺りの情景って結構レイアウトを実感的にするのに有用だよね。今度、ターミナルに行った時にでも写真撮ってこよう。ところでワムの前の空のパレットとドラムが載っているパレットですがこれはTomixの線路際アクセサリーベースを適当に埋めて再現しました。サイズ的には大きめですが(実際のパレットはイチイチと言って長手方向が1100mmになっている奴が定番です。少し大き目のもありますが普通イチイチのパレットで200lドラムだと丁度4本載ります。でもこのパレットモドキでは3本しか載らない=ドラムが大き過ぎるw。どうでも良いですけどねw)。
重井海陸さんの地面は貨物ホームと同じレベルで、これがそのまま駅前のレベルとなって続いてます。線路のレベルが地面より少し低くなってるんですよ(よくあるパターンですね)。


比奈日多機関区です。C57とDF50がコールバンカーの下で団子になってますw。
門型クレーン(飽くまでもガントリーとは呼ばない俺って変ですか?素直じゃないのかな。でもなぁ…普通は…)は細密な仕上がりで気に入りました。
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比奈日多機関区の情景も撮ってみました。メニューとログウインドウを開いたままで見辛いかもですが…申し訳ない。
この比奈日多機関区、本当はもっと作りこんでからとも思いましたが(半分言い訳w)、作り込んで行くプロセスも紹介できればと思って敢えて上げました。この機関区施設はかなり規模の大きな施設ですよね。和歌山機関区や竜華機関区にありました。そうそう、J-Trainの最新号の巻末のほうに蒸機が居た頃の青森機関区の写真が載っていますけど、その写真にもVRMと同じコールバンカー(給炭台)が写ってました。左に居るDF50の横の黒い山は石炭です。これを門型のバケットで掬ってコールバンカーに補給する仕組みですね。この情景は僕的にはたまらんです。D51が居たら完璧なんだけどC57も良いですよね。特に福知山機関区の11号機たまんねぇっす(笑。コールバンカーの下で団子になってる機関車達ですが、その奥の扇形庫は殆ど空家状態ですね。しまったなぁ、演出を失敗したねぇ(笑。
テクスチャーも結構力んで描画しました。oNLINEで初めてテクスチャーのブレンディングを味わいましたが、良いですねぇ。うまくブレンドするのにコツみたいなのがあるみたいですがもう少し研究が必要かも。また、この辺りに関しても別のエントリで述べてみたいと思いますが…しかし、大御所のテクスチャーに関する論述を期待してるんですが、ちょっと先になっちゃうかな(苦笑。また、ぺんぺん草を再現するために水田(夏)を適当に埋めて使ってます。これって、VRM4の頃から色んな人が採用されている技法で僕もやりたかったんですよね。ローカルムード万点で言う事なしです。


これも欲しくて堪らなかったC5711です。重装備ってマジで厳ついですよね。
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最後はC5711の写真を貼っておしまいです(笑。コイツも欲しくて欲しくてね。やっと手に入れました。もちろんリアルNゲージの模型で持っていれば最高なんですが、ウチにはD51が溢れているのでちょっと思案中。しかし、このスタイルはヤバいです。スタイリッシュな鷹取の集煙装置にA型重油タンクと来ればもう、亀山機関区や奈良機関区のD51真っ青ですね。KATOのC57欲しくなってきたけど我慢我慢。新しいPCとoNLINE導入で一体いくら使ったのか、もう来月の請求書が恐ろしいです(笑。
ってことで、これで今回の連発ポスト終了です。これから雨の中、相棒を駆って大分まで行ってきます。佐伯まで行くのですが遠いよねぇ。のんびりしてる場合じゃなくなってきましたので出発します。帰りは運行予定通りなら水曜ですが、今のところ未定です。また、帰ってきたら色々と書いてみたいと思いますが…元気だったらの話ですから過度に期待せず…。ってか期待なんてしてる奴居るのかな?(苦笑。

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