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1曲目、アルバムタイトル曲でもある「Because of You」、プロデューサーJay Zをフィーチャーした「Crazy」、そして「Can we chill」など最初の3曲は、「Off The Wall」や「Thriller」での往年のマイケル・ジャクソンを思わせる、爽やかなボーカルと美しいメロディーが実に印象的だ。この中でも「Because of You」は特に気に入ってしまった。そしてアルバム中盤は、まさにプリンスの曲のような「Addicted」と「Sex with my Ex」(一部、声もプリンス張りの見事な裏声を披露しているところが憎い)、そして昔で言う、4トラック録音の音源テープを普通のテーププレイヤーで再生したような「Say It」でのスローなビートは、プリンスの名曲「When Doves Cry」でのビートを若干思わせるような曲。6曲目の「Leaving Tonight」は、「ドリームガールズ」でアカデミー助演女優賞を取って、一躍有名になったAmerican Idol出身のJennifer Hudsonとのデュエット。そしてラストの「Go on Girl」はNe-Yoのオリジナルとも言えるような爽やかな曲で、アルバムが実に美しく締めくくられている。どの曲も味のある仕上がりで、アルバム全体の完成度も実に高いと言える一枚だ。
それにしてもこのNe-Yoを聴いていると、思わずマイケルの昔のアルバムも引っ張り出して、僕の好きな「Rock with You」や「Baby be mine」、「Human Nature」などが凄く聴きたくなってしまうような、そんなアルバムである。
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