もちろんドライブは好きだが、
決してドライブテクに
拘っているわけでも無く、
運転がうまいわけでも無い。
車のメカが好きで、自分でチューンングや
改造をするわけでも無い。
しかし、車は昔から大好きである。
自己分析すると、僕は単純に
車という乗り物の機能性とデザイン性が
好きで、中でもユニーク性がある
車に対して妙な拘りがあるのだと思う。
これまで車を購入する際には、
全て自分で選んできた。しかも、
それなりに4≠T台の候補の中から
その時の旬な車から定番の車まで
幅広く検討し、厳しい審査を勝ち残った
車を常に購入してきた。
そしてこれまでの車遍歴を見るとやはり
そのデザインとユニークさや希少性に
かなり重きを置いてきたようである。
初めて購入した車のトヨタウィンダムは、
米国ではLexus ES300として売り出されており、
それまでの日本車にあまり見られなかった
ラグジュアリー感とスメ[ツ性の融合と
海外市場を意識したデザインコンセプトに
とても惹かれてしまった。大学生当時にしては
かなり渋い選択であったと思うが、
今でもウィンダムのことを良く思い出す。
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1998年に渡米した際には、
車が2台必要な環境で、1台は迷わず
オープンカーを買おうと決めていた。
そしてツーシーターのオープンであった
BMW Z3を新車で購入。
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当時ツーシーターのオープンと言えば、
Mazda Roadstarが主流で、これを覗けば
ベンツだとかャ泣Vェだとかになってしまい、
価格的にもセカンドカーとしてはなかなか手が
出せない領域の車ばかりだった。
しかし、このZ3がBMWから出た時に
まずそのアグレッシブなデザイン性に惹かれ、
価格的にもBMWの車の中では最もお安い
価格となっており(それでも340万円程度はしたが)、
コストパフォーマンスが極めて高い車であった。
これを、年中比較的天候も安定している
アメリカ西海岸で当時乗り回していたのは
最高の優越感であり、しばしば信号待ちで
隣になった車に“Nice Car!!”と褒められる
こともあったのが、今でも良い思い出だ。
もう一台の車はJEEP Cherokee Sport
を中古で購入。
これはこれで如何にもアメリカらしい
(故障も多かったという意味で(笑))車で、
ジーンズのようなラフなと乗り心地と
荷物キャパはとても重宝していた。
JeepとZ3はまさに完璧で
理想的な組み合わせであった。
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そしてZ3以降もBMWの車にハマり、
日本で318i Sportsツーリングワゴン、
そしてNY駐在時代はX5を乗り、
どちらもそのBMWらしい俊敏な
動力性能と快適な乗り心地は
最高であった。
そして2年前まではMini Clubmanに
乗っていたが、この車は僕の自動車遍歴史上でも
特に気に入っている一台となった。
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BMWのターボエンジン。これに斬新で独特な
外観フォルムと美しくもユニークな内装デザイン、
これに加え、3ドア+後部観音開きのドアという
利便性も加わり、小さいボディーにデザインと技術
が凝縮された見事な車であった。
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ブラウンのレザーシートの内装も
とても気に入っていた。
当時は発売されたばかりで
発売台数もそう多く無く、
その珍しさもとても気に入っていた。
やはりありふれた車というのは
個人的にはあまり惹かれないのだ。
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そして2年前に乗り換え、
今も乗っているのが
Audi A4 Allroad Quattroである。
これも色々と候補の中から悩んだ末、
その性能とデザイン、そして日本全国で
限定300台ということも最終的には
決め手となってこの車を購入した。
しかも、最初に米国に駐在した1998年頃、
ちょうど米国ではこのA4 Allroad Quattroの
初代モデルが発売され、車高を可変出来る
そのユニークなその車に憧れていた。
つまりその頃から気になっていた
念願の車を今回ついに手に入れたのだ。
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Audi自体は今僕の住んでいる
青葉区辺りでも台数が急激に増えて、
今ではベンツとBMWとも互角に勝負を
張る程までにレベルが向上した。
世界的に見てもAudiの躍進は素晴らしい。
しかし販売台数が多く、もはや珍しくも無い
Audiの中にあって、Allroad Quattroはあまり
まだ見かけることも無く、
通常のA4 Avantに比べて明らかに
異なるその外観(タイヤまわりの黒い
グリッドと、やや車高が高めに設定
されているサスペンション)は
とてもユニークな存在である。
BMWからついに浮気してしまったが、
このAllroad Quattroは今とても気に入っている。
時期尚早だが、いずれ買い替えをまた検討
する際に念頭に置きたい車が今数台ある。
まずはベンツのGワゴン。
箱形にカクカクしたその固いフォルムには
普遍的な魅力があって僕は大好きだ。
問題は価格が高いこと。新車で買うと
1,400万円くらいしてしまうので、買うと
しても中古だが、それでも700-800万円は
してしまうし、人気車種にて気に入った
色や仕様の車が見つけるのも簡単では無い
かもしれない。
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もう一台は箱形フォルムという点でGワゴンと
同じように気に入っているのがJEEP Wranglerの
4ドア。Jeepに乗っていたこともある為、
多少の愛着もあるが、価格が安い
(400万円以下で買える)というのも魅力。
唯一納得が行かないのが内装のデザイン。
兎に角高級感がまるで無いのだ。
車のコンセプトからして仕方無い面は
あるが、それにしてもつまらないのだ。
色々といじってレザー仕様とかに出来れば
Jeepを買ってもいいかもしれない。
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そしてBMWで言えば、今年ついに
発売されるニューモデル、X4がとても気に
なっている。マッスルながら、
クーペのように流れるような美しいフォルムの
SUVというのはやはり惹かれるし、
またBMWに戻ることも検討したいと
思っているので、今後X4の
動向にも注目したい。
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後、僕は紺色(ネイビー)が大好きだが、
何と今まで紺色の車に乗ったことが無い。
一時ウィンダムを紺色に塗り替えたいと
思ったことすらあったのだが、
次回の買い替え時期は外観の色にも拘って、
美しい紺色の車を選んでみたいと思っている。
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