最近だとNe-Yo、クリスブラウン、
ニッキーミナージュなどがお気に入りだが、
もちろん僕が好きになったその原点、
或いはルーツはマイケルジャクソンと言えるだろう。
しかし、もう一人、90年代から一気に
R&Bに夢中にさせたのは、Babyfaceである。
かなり前になるが、1994年12月に来日した際にも
東京ベイNKホールまでライブを見に行ったのを良く覚えている。
Babyfaceは、やはりそのハイトーンボイスが何とも
魅力であり、特徴的である。
80年代から90年代にかけて、ボビー・ブラウン、
ホイットニー・ヒューストン、Boys II Men、
Pebbles、エリック・クラプトン、マドンナなどに
曲を提供し、敏腕プロデューサー、ヒットメーカーとして
一躍有名になったが、自らも歌い、数々の曲をヒットさせている。
僕が最もハマったのは、彼のソロとしての
アルバムである『Tender Lover』である。
タイトル曲、『Tender Lover』はR&Bの王道的なナンバー。
当時とても大人っぽい色気を持ったこの曲の虜になったものだ。
また、『My Kinda Girl』は爽やか且つアップテンモネナンバーで、
ボビーブラウン的な雰囲気がとてもオシャレであった。
今でも大好きなBabyfaceの曲の一つである。
この他には、とてもクールにアルバムのオープニングを飾る
『It's no crime』、バラードの傑作『Given a chance』や
『Whip Appeal』、Babyfaceの代名詞ともなっている切ない
メロディーの余韻が残る『Where will you go』など、
バラードらアップテンモネ曲まで、
バラエティーに富んだ内容である。
アルバム『Tender Lover』は、大学時代に、
テニスサークルの合宿に行く車の中で一番良く聴いていたので、
今でも聴くと大学時代が懐かしく思い出される、
そんな思い出が詰まったアルバムである。
Babyfaceはどうやら先月も来日していたようだが、
不覚にも完全にノーマークであった。
2008年以降アルバムが出ていないので、
次回はニューアルバムでも引き下げて来日する際にでも、
ぜひまたライブに行きたいものである。
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