blue deco design lab

気鋭のイラストレーターunpis!

最近気になっているアーティストがいる。unpis (ウンピス)という変わった名前のアーティストなのだが、作風がどこか僕の好きなャbプアートの大御所、ロイ・リキテンシュタインに似ていて、とても気になっていた。



調べてみると、unpisは福島県生まれのイラストレーターで、2018年から活動を開始し、2020年9月に独立したらしい。まだ20代後半の若きイラストレーターである。ユニクロ、IKEA、ミスタードーナツ、ルミネ、パルコといった著名な企業の広告や、書籍・パッケージのイラストレーションを手がけるなどしており、どこかでunpisの作品を目にしたことも多いかもしれない。



そして先月、初のイラスト作品集、『DISCOVER』が出版されたので、購入した。なかなか見応え充分の作品集だが、多くの作品が収録されており、やはりロイ・リキテンシュタインが晩年に描いていた作品にも似ており、どこかピカソ的でもある。



収録されている作品の中で、特に僕が気に入ったのが、『平面犬』というタイトルのこちらの作品。平べったいワンちゃんが何とも面白い。この作品を元にしたスツールのような模型も掲載されていたが、こんなベンチがあったら欲しいものだ。



unpisの作品はかなり不思議なイラストのようにも見えるが、実は日常生活の中の現象を上手く捉えており、着眼点が影の形だったり、グラスなどに反射した自分の顔だったりに注目して、上手く描いている。またそれをシンプルな線と円などで描くことで、とてもャbプなタッチになっているのだ。絵自体はかなりシンプルながら、構図や着目点などがとてもユニークであると言える。


ここ暫く自分の創作活動が停滞してしまっているが、今回unpisというアーティストの作品に触れて、とても刺激を受けた。また久々に自分もイラスト制作がしたくなった。
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