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僕の選ぶ傑作洋楽アルバムトップ20!

洋楽、邦楽問わず音楽鑑賞が趣味にて、これまで様々なジャンルのアルバムを聴いてきたし、今でも毎年多くの新たなアルバムを聴いているが、今回はこれまで聴いてきたアルバムの中で、僕が傑作だと思うアルバムを洋楽、邦楽それぞれ20作品を選んでみた。好きなアルバムが実に多いので20作品を選ぶのが難しいが、あくまでもアルバムとしての完成度が高いと思ったものを中心に順番を付けてみた。まずは今回洋楽のトップ10をご紹介したい。

1) Thriller / Michael Jackson
世界で最も売れたアルバム、収録曲殆どがヒットシングルという未曽有の傑作にして、間違いなくマイケルの最高傑作。個々のヒット曲も素晴らしいが、アルバム全体としても究極の完成度を誇る。ほぼリアルタイムで中学生の時にウォークマンで最も良く聴いていた洋楽アルバムにて特に思い出深いアルバムでもあるが、アルバムの中ではやはり『Human Nature』が僕のベストワン。このアルバムは僕の中では次元が違う、不動の一位だ。



2) Regatta de Blanc / The Police
大好きなバンドThe Policeのセカンドアルバムだが、個人的には『Synchronicity』よりも、こちらが一番好きで印象深い。アルバムタイトルにもなっているインスト曲『Regatta de Blanc』が特に秀逸で、スティングのカッコいいベースプレイも堪能出来る。全体的に荒削りなロックサウンドながら、これが今聴くと逆に新鮮で、しかもアルバム全体としての纏まり感は高い。このアルバムはリアルタイムでは聴いておらず、後に高校生の頃にNYで良く聴いていたので、思い出深い。



3) Tender Lover / Babyface
80年代後半は特にR&Bにハマっていたが、当時Bobby Brownなどに曲を提供して80年代を席巻プロデューサーのBabyfaceがついに満を持して自分のアルバムをリリースした記念すべきファーストアルバム。結局その後多くのR&Bを聴いてきたが、やっぱり僕の原点はこのアルバムに行き着く。『Tender Lover』、『My Kinda Girl』などのヒットシングルも素晴らしいが、バラード曲もどれも秀逸。アルバム全体に漂うロマンチックな雰囲気が最高の一枚。



4) The Joshua Tree / U2
U2最大のヒットアルバムであり、80年代を代表する名盤の1枚と言えよう。後に日本でもドラマ『眠れぬ森』の主題歌として大ヒットした『With or Without You』があまりにも有名だが、僕は『Where The Streets Have No Name』がこのアルバムでは一番好きな曲。アルバム全体に漂う哀愁が何とも味わい深い一枚だ。エッジのギターサウンドは健在ながら、それまでの荒々しいロックから転じて、このアルバムはブルースのような新たな落ち着きをもった作品としてU2新時代の幕開けとなった。



5) London, Warsaw, New York / Basia
大学生の時にハマって車で頻繁に聴いていたBasiaのセカンドアルバム。Basiaの圧涛Iな歌唱力の中にも透明感が漂う見事なボーカルと、巧みで、メロディアスで、アダルトな雰囲気の楽曲が見事に調和し、このオシャレな雰囲気に当時すっかりのめり込んだものだ。アルバムは秀作揃いだが、特にテンモェ軽快なタイトル曲『London, Warsaw, New York』の出来映えが秀逸。



6) Provision / Scritti Politti
一般的には『Perfect Way』という曲のヒットで、”80年代の一発屋”的に捉えられているScritti Polittiだが、このセカンドアルバムは僕が最も好きなシンセ・エレクトロポップのお手本のようなアルバムで、今でも良く聴いている一枚。完璧なまでの打ち込みサウンドが何とも心地良く、そんな中にも何故か無機質になり過ぎず、不思議な温かみがあるのは癖のある独特なボーカルのせいだろうか。全く飽きのこないシンセサウンドだ。シングルヒットとなった『Best Thing Ever』が収録されているが、僕は『All That We Are』が一番好きである。



7) Rio / Duran Duran
80’s音楽の中でマイケルの次に僕が大好きなDuran Duranの傑作セカンドアルバム。アルバムタイトルでもある大ヒットシングル『Rio』、大ヒットシングル『Hungry Like the Wolf』、秀逸バラードの『Save a Prayer』などが収録され、洗練された若きDuran Duranのエネルギッシュなサウンドが炸裂。当時人気が高かったイラストレーターのPatrick Nagelによるジャケットも当時大きな話題となった。



8) Kick / INXS
オーストラリア出身のバンド、INXSの最大ヒットアルバム。キレのあるマイケル・ハッチェンスのボーカルとエッジ効いたパンクギターサウンドは当時とても斬新であり、カリスマ的な人気を得た。ヒットシングル『Need You Tonight』、『Devil Inside』、『New Sensation』などを収録し、アルバム全体としての纏まりも素晴らしい。ロンドン出張時はいつも聴いているアルバムの一枚で今聴いても全く古さを感じさせない。



9) Dua Lipa / Dua Lipa
比較的新しいアルバムながら、すっかり惚れ込んでしまい、トップ10にエントリー。2017年から一気にスターダムにのし上がったイギリスの新世代歌姫による鮮烈なデビューアルバム。PVを見てすっかり虜になってしまったヒットシングルの『New Rules』に加え、僕の大好きな『Blow Your Mind』も収録され、アルバム全体の完成度が実に高い。Dua Lipaの見事な低音セクシーボーカルが堪能出来る一枚。



10) Happy However After / KINDO
これも最近のアルバムながら、あまりの傑作にてトップ10にエントリー。昨年初めて聴いたが、久しぶりに衝撃を受けたアルバム。その何とも美しくキレがありながら透明感のあるボーカル、そして哀愁が漂うメロディーが唯一無二で、何とも美しい。特にシングルの『Human Convention』は転調とテンャ`ェンジを頻繁に繰り返しながらも全体の調和が取れている実に複雑な楽曲ながら、聴いていて心地良くなる傑作。『Return to Me』も何とも言えない、遠い記憶を呼び覚ますかのような哀愁感が素晴らしいとしか言いようがない。


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