blue deco design lab

Appleが時計の歴史を変える!?

昨年からかなり話題になっていた
Apple Watchがついに4月末に発売になった。
PC業界、音楽業界、ケイタイ業界を塗り変え、
世界にイノベーションをもたらしてきた
Appleがついに時計業界に殴り込みである。

フェイスは38mmと42mmの2サイズ、
シェルはApple Watch、Apple Watch Sports,
Apple Watch Editionの3シリーズ、
バンドの材質は全6種類も用意されており、
色やデザインのラインアップは豊富だが、
基本機能は変わらない。



Appleのウェブサイトで注文した際には、
お届けが6月になるとの見通しだったが、
結果的には発売日の翌日となる
4/26にはゲットすることが出来たので、
ラッキーだった!

まず、家に届いたパッケージが実に
洗練されていてカッコイイ。
白く細長い箱は重量感と高級感があり、
Appleらしいミニマリズムデザインを
継承している。最初このワクワク感の
演出からして、如何にもAppleである。



箱を開けると、中からは
Appleのロゴが入った白い
プラスチックケースが。
これもiBookかのような質感で、
ただのケースにしては何とも豪華。



そして期待が膨らむ中でケース
から登場したのが、僕が注文した白い
プラスチックバンドのApple Watch Sports。
こちらも質感と完成度が半端無く、
美しい出来映えである。



相変わらず、取説の類いは殆ど付いていない
ところもさすがシンプル。Apple Watchは
単独で使用すると言うよりは、iPhoneの
子機として付属で使うデバイスに近い。
なので、まずはiPhone側にApple Watch
制御用のアプリをダウンロードする必要がある。
僕の場合今回やや面唐セったのは、
iPhone 5が最新のiOSでは無かった為、
まずは空き容量を減らしてから最新のiOSを
ダウンロードするところから始めなくては
ならなかったこと。最新iOSとアプリの
準備が出来たら、後はiPhoneとApple Watchの
ペアリング作業を行う。Bluetoothのペアリングを
行うのと同じ要領なので、インストラクションに
従って進めるだけの簡単手順。この辺りの
シンプルなプロセス設計もAppleならではである。

バンドのデザインも美しい。
穴でサイズを調整するバンドは、通常バンドが
外側に来るが、Apple Watchはバンドが時計の内側に
入り込むデザインとなっており、邪魔にならない。
これは思い付きそうで思い付かない発想で、
さすがのデザインである。



時計の裏側にはセンサーが複数あり、
これにより後述の心拍数を測る機能があるが、
時計をした腕を覗き込むアクションを取ると、
自動的に画面がオンになり、また腕を下ろすと
画面が消え、省エネモードに。センサー技術も
日常生活の行動を読み取って機能を果たすが、
このさりげなさが実に上手く取り込まれている
辺りはさすがAppleである。

準備が出来たら、いよいよApple Watch機能の
探索である。まずはiPhoneに比べてもかなり
小さなその画面だが、メイン画面の
ユーザーインターフェイスがとても良く
設計されていて革新的である。直感操作による、
使い易さを重視したデザインは本当に
良く考えられている。



時計としての機能に加え、iPhoneの
基本機能である、電話、カメラ、メール、
スケジュラー、iTunesなどのアプリが
連動しており、いちいちiPhoneをャPットから
出さなくても、Apple Watchから確認したり、
制御出来たりする。また、時計に加えて手軽に
確認したい天気予報やLINEメッセージ着信も
Apple Watchですぐに確認出来るのは何とも便利。



しかし、ここまでの機能は言わばiPhoneで
全て出来ることの補完的な機能。これに加え、
Apple Watchならではのヘルスケアアプリも
意外に手軽で便利。時計の裏にあるセンサーにより、
毎日の心拍数をすぐにチェック出来る機能や、
毎日の運動アクティビティー量を可視化
してくれる万歩計機能などがあるが、
これを手軽に出来るのが何とも便利。



僕が購入したSportsシリーズは価格が48,800円。
iPhoneが携帯契約によって実質0円になることを
考えると一瞬高い気もするが、洗練された
時計を買い、iPhoneと連動して使えると思えば、
決して高くは無い。



リリースしたばかりにて、これからバージョンが
変わって行く度に進化して行くであろうApple Watch。
既に革新的なデザインと設計思想、
先進機能を小さなボディーに盛り込み、
長らく語られてきたウェアラブル端末としての
時計の新たな幕が開いたのだ。
対応するアプリも今後増えて行くので、
Apple Watchのこれからの展開が楽しみである。
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