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愛車専用 ~ BMW Z3 Music!

昨年の8月にBMW Z3のオーナーになって早9か月となる。もうすぐまた車検などが待っているが、これまで四季を一巡する形でZ3を楽しんで、いよいよ2回目の夏を迎えようとしている。

これまでZ3はエンジンが快調だ。特に不具合などもなく、重低音を響かせるV6エンジンがとても快感。もちろん上を見ればキリがないが、今の自分にはこの車が合っているし、やはりZ3と言うBMWモデルを愛する自分としてはかけがえのない良き“相棒”となった。

エンジン自体は快調なのだが、このZ3は2001年式の車で既に75,000キロを超えた車なので、ハードウェアの面で細かいところに劣化が進んでいるのも確か。昨年購入して以来、エンジン噴射バルブのセンサーを交換し、レザーシートのひび割れを一部補修、エンブレムが1か所はがれてしまったので交換など、細かい点は修理をしている。しかし、中古車はどうしてもこういったメンテナンスは避けられないし、逆に手がかかればかかるほど、愛着も増していくものだと思うので、この点も含めて中古車の楽しみ方、付き合い方なのだろう。

今年は幌も一部修復しなければならないので、車検のタイミングで検討したいと思っている。乗るのに現状支障はないのだが、今後幌の劣化が更に進むと、雨漏りの原因にもなる可能性があるので、早めに手を打たなければ・・。ソフトトップのオープンスポーツの宿命である。

そんな大好きなZ3だが、僕がいつも車内で聴いている音楽が下記3枚のCD。Z3はオーディオも古いタイプで、CDをフロントローディング出来るカーステなので、普段はCDで音楽を流している。そして、オープンで走ってもマッチする音楽をと思って選んだのが、この3枚なのだ。

1) 『Ventura』(Anderson Paak)

これは2019年にリリースされたアンダーソン・パーク4枚目のアルバムだが、以前にも取り上げた通り、僕のお気に入りアルバムでかなりの傑作だ。アンダーソン・パークの音楽は、R&Bとヒップホップが絶妙に融合しており、これにジャズのエッセンスが加わる形で、実に深い味わいが最大の魅力。音楽のセンスがとても自分の趣味に合っていて好きなのだが、彼のアルバムの中でも特にこの『Ventura』が全体的にバランスが取れた作品で、彼の最高傑作だと思っている。BGMよりはかなりパンチ力があり、でも変に気合が入り過ぎていない点で妙に心地良いのだ。Z3をオープンにして流していても違和感なく、ボーカルアルバムながらドライブにも最適なアルバムである。

2) 『Double Booked』 (Robert Glasper)

ジャズピアノの革命児、ロバート・グラスパーが2009年にリリースしたアルバム。Blue Noteレーベルからの3枚目のアルバムだ。全12曲で、前半6曲がオーソドックスなジャズピアノトリオでの演奏、後半6曲ではヒップホップ/R&Bのエッセンスを採り入れたクロスオーバージャズをさく裂させている作品。ロバート・グラスパーと言えば、2012年にリリースされ、グラミー賞も獲得した『Black Radio』が一番有名かもしれないが、個人的にはこの『Double Booked』が、ロバート・グラスパーのアルバムの中でも特に好きな1枚。まさにZ3のドライブにも最高な1枚だ。

3) 『happysad』(Kiefer)

2018年にリリースされたジャズ業界の新生、Kiefer(キーファー)のセカンドアルバム。ロバート・グラスパーほどの強烈なインパクトではないものの、ヒップホップの要素をジャズに取り込んだ彼の音楽は巧妙で、クールでマイルドながらも非凡なセンスにより、新しいジャズピアノの風を感じさせるアーティストだ。そしてこのセカンドアルバム『happysad』は特に名盤で、ずっと聴いていたいような作品。また、赤いピアノの前に座った黒いブルドッグのアルバムジャケ写デザインが素晴らしい!何とも絵になるが、このデザインセンスも絶妙である。ドライブにも全く邪魔にならないサウンドは、とても重宝している。

Z3のソフトトップを開けても閉めても、この3枚のアルバムは僕のドライブをより豊かなものにしてくれる最高のBGMだ。3枚をローテーションしながら日々楽しんでいるが、ドライブには最適でおススメの3枚である。

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