まるでステンドグラスのような美しい画風。そして、ハワイのアーティストらしく、描く風景は美しい海。波の見事な動きやパターンを、その独特な画風で絶妙に描写しており、見事としかいいようが無い。一度見たら忘れられないその画風はとてもインパクトがあり、件p性とャbプ性を兼ね備えている。
代官山にヘザーブラウンのギャラリーがある。入り口にはサインボード代わりにサーフボードが飾られ、店内は1階と2階に分かれており、とても可愛く、オシャレな雰囲気のギャラリー。
店内には多くの作品が展示販売されているが、作品の中にはジクレー版画と呼ばれるデジタルリトグラフの複製版画技法が用いられたものも多数あり、原画に近い味わいを比較的お求めやすい価格で作品を購入することが出来るのだ。ジクレー版画には裏面にヘザーブラウン自身が書いたシリアル番号なども入っている。
また、ヘザーの作品を更に彩っているのは、彼女の旦那さまが制作しているウッドフレーム。淡いパステル色を幾つか混ぜ込んで仕上げているフレームは、アンティークのような独特な風合いがあり、とても美しいし、ヘザーの絵にも見事にマッチ。普通のフレームに入れたのでは、ここまでの統一感は出せないのではないかと思う。
ヘザーブラウンは、幼い頃をカルフォルニアのLAに近いバーバンクで過ごし、その後ハワイに移住。僕も幼い頃にバーバンクに近いパサディナに住んでいたので、勝手に親近感を持ってしまった。
ヘザーは、ハワイの海とサーフィンと自然をこよなく愛するアーティストだが、その海への愛情が溢れんばかりに作品の中で表現されているのだ。ヘザーブラウンの作品の多くには、スレンダーなブロンドのサーファーガールが登場するが、これがまた海の風景と見事にマッチしていて、とても魅力的なのだ。
今週、ヘザーブラウンが来日していると言うことで、今回初めてダイバーシティーお台場でのサイン会に参加。かなり緊張して臨んだが、実際初めてお会いしたヘザーは、とても気さくで可愛くて、キャップを被った素敵なサーファーお姉さまと言う感じで、益々ファンになってしまった。時間はあまり無かったが、バーバンク近くに住んでいた話など、英語で少し会話が出来たので、とても楽しいひと時であった。
ヘザーのアートブックを購入して、これにサインを頂いたが、このアートブックは200ページ以上もあるハードカバーの大判サイズで、ヘザーのこれまでの主要作品が網羅されており、とても充実した内容。僕の新たな宝物の一つとなった。
正直、こんなに衝撃を受けたアーティストは、1998年頃に出会ったマッケンジー・ソープ以来かもしれない。僕はサーフィンをやったことが無いが、サーフショップは大好きで、いつもアメリカ西海岸のサーフショップに立ち寄ってはその店のオリジナルTシャツを買うのが趣味であった。なので、ヘザーブラウンの作品コンセプトは心に響くものがあるのかもしれない。今度出来ればヘザーの作品を一つ購入して、我が家に飾れればと思うが、どれも素敵な作品が多くて正直迷ってしまう。じっくり検討を楽しむこととしよう。
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