今日は朝から、思わず大興奮してしまった!
ここ最近、ホームランのペースが少し落ち気味ながらも、一歩一歩50-50に向けて着実に記録を積み上げていた大谷翔平だが、この歴史的なシーズン終盤の雄姿を脳裏に焼き付けるべく、今月は大谷翔平のゲームをリアルタイムでBSにて観ていた。今日も早朝から観ていたのだが、ついに今日、予想よりも相当早いタイミングで、歴史的瞬間をリアルタイムで目撃することが出来た!ついに50-50達成である。
今日のマーリンズ戦前の時点では、48-49。第一打席で相手ピッチャーの自信を砕く2塁打からゲームが始まる。そして直後に3塁への盗塁を決めてここで48-50を達成。また新たに3塁ベースが歴史遺産に登録された。そして第2打席はタイムリーヒットを放ち、すかさず2盗で48-51。盗塁では軽々と50を超えてしまった。第3打席も2塁打、2打点で、この時点で48-51 シーズン113打点。そしてこの日はまだ終わらない。第四打席で49号の特大2ランホームラン!これだけでも既に凄いゲームなのだが、興奮も冷めやらぬ中周ってきた第5打席。まさかとは思ったが、2打席連続、ついに50号2ランホームラン!この時点で50-51を達成してしまったのだ。大谷翔平恐るべしである。
しかし、今日の大谷翔平ショーはこれで終わらなかった。9回に回ってきた第6打席で51号3ランホームランを放ち、これで51-51を達成!今日1日だけで2盗塁、6打数6安打、3ホームラン、2ベースヒット2つ、シングルヒット1つの計10打点という驚愕の数字を残したのだ。こんなに打った大谷は初めて見た。大谷はこれまでもみんなの予想・期待を遥かに超えてくるレベルで活躍してきたが、今日のゲームも歴史、そして記憶にも残るゲームとなり、まさに大谷翔平独壇場の感動的な“SHO TIME”となった。
この結果、前人未踏の50-50を達成したのみならず、グリーンを超えてドジャース歴代最多ホームラン、松井が2005年に記録した116打点を超えて日本人最多打点(120打点達成)を軽くクリアし、更には今日の圧勝でドジャースもついに念願のプレイオフ進出を決めたゲームとなった。
こうなってくると、人間だれもがどうしても欲張りになってしまうが(笑)、今季どこまで伸ばせるか(55-55くらいは行けそうな気が・・・)、そしてヤンキース/ジャッジのホームラン53本超え、イチローが2001年に記録した56盗塁超えなども、どこまで迫れるかこれからの楽しみとしたい。そして何よりも、リーグ優勝の後はワールドシリーズでも優勝して大谷翔平がMVPとなれば、それこそ大谷翔平にとっても、日本人としても、まさに史上最高のシーズンとなるだろう。
ここまでバッターとして超人的な活躍してしまうと、大谷が本来素晴らしいピッチャーであること、そしてまだリハビリ中であることを忘れてしまいがちだが、恐らく来年はピッチャーとしての復帰が実現する(今季プレイオフでピッチャーとしての登板があるのかどうかも期待されるところだが、無理はしないで欲しいものだ)。それはそれで楽しみだが、今季ほどバッターに専念した上での記録ラッシュは今後超えるのが難しいかもしれない。しかし、そこは常に期待を遥かに超えてくる大谷翔平だけに、もしかすると近い将来、予想だにしない新たな記録を樹立してくれるかもしれない。
それにしても、大谷翔平の活躍には本当にパワーを貰えるし、これを見た世界中の野球キッズたちの心には、きっと何か途轍もない“未来へのギフト”になったのではないかと思う。大谷翔平、本当に恐るべしである!