ドジャースが今日、ワールドシリーズを制覇した!強豪ヤンキースを相手に、かなりの接戦になると思われていた大方の予想に反して、結局4勝1敗での制覇となった。今日の第5戦もシーソーゲームで痺れる内容だったが、大谷、山本を擁したドジャースが勝ったことは、ドジャースファン、大谷ファン、そして日本の野球ファンにとっては最高の幕切れとなった。
今シーズン前は破格の大型契約でエンジェルズからドジャースに移籍したことが世界的に大きな話題になった。シーズンが始まると、大谷が記録づくめの大活躍で地区1位、そしてプレイオフ進出を勝ち取り、苦戦をしながらもライバルのパドレスを下して地区チャンピオンとなり、メッツを倒してナショナルリーグ優勝を成し遂げた。そして、今日アメリカンリーグ王者のヤンキースを倒してのワールドシリーズ優勝!今シーズンは本当に痺れる最高の1年となった。
今年のドジャースは負傷者が続出した中で、大谷がシーズン中休むことなく、1年と通じて目覚ましい活躍をしたのもチームとしては大きかった。ホームランと盗塁を積み上げ、50-50超えも含めて凄い記録の数々を樹立。その結果、トップを維持しながら、常にチームを勝利に導いた功績は途轍もなく大きかったと思う。そして大谷がいることで相手にも脅威を与え、ドジャース全員の大きな心の支えとなったことは間違いない。
大谷にはワールドシリーズでもMVP級の活躍を期待したのだが、残念ながら、ワールドシリーズでは亜脱臼の影響もあり、目覚ましい活躍が叶わなかった。それだけが唯一心残りではあった。しかし、来年はいよいよ二刀流復活であり、また投手として最多勝などの記録、又は三冠王などへの期待もしてしまう。更には連覇によって今年果たせなかったワールドシリーズでのMVPなど、また新たな楽しみが出来たと言えるのかもしれない。
今日はドジャース一色という状況になっているが、ヤンキースもかなり強いチームだったことを付け加えておきたい。ワールドシリーズでは今回1試合しか勝てなかったものの、各ゲームはかなり競っていたし、一つ間違えばヤンキース側に勝利が転がり込んでもおかしくない展開の試合も多かった。ソト、ジャッジ、スタントンなどの主軸は本当に不気味な強さと凄みがあったし、投手陣も先発のコマとしても素晴らしいラインアップであった。そんな強力な戦力を誇ったヤンキースにも勝ってしまったドジャースは、終わって見ればやっぱり凄かったし、MVPトリオのみならず、他のドジャース選手も含め、素晴らしい働きを見せたと思う。まさに総合力の勝利であり、世界一に値する素晴らしいチームだったことを改めて痛感した。
それにしても、今年はドジャース、そして大谷によってシーズン中、そしてポストシーズン、本当に野球を楽しむことが出来た素晴らしい1年となった。これで大リーグに目を向けたファンも更に増えたと思う。来季のドジャースは東京ドームでの開幕戦を迎えるが、また来季も大谷の大活躍を楽しみにしたい。
番外編: ちなみに、ヤンキースではスタントンがすっかり気に入ってしまった。プリンと突き出したお尻と、あの渋い顔つきが何とも癖になる。田中要次にも似た渋い、彫りの深さが何とも最高であった(笑)。
またドジャースで言えば、テオスカー・ヘルナンデスが結構可愛くてファンになってしまったし、もう一人のヘルナンデス、キケ・ヘルナンデスはかなりのイケメンですっかり気に入ってしまった。また、母が韓国人のトミー・エドマンもいぶし銀の活躍で素晴らしかったし、ウィル・スミスも、若い頃のリバー・フェニックスみたいで、かなりアメリカ人らしいイケメンである。大谷以外の選手もまた来季楽しみにチェックしたい。