三回目には泣く

去年、原作を読んで泣いた。
思い出しても泣ける箇所がある。
泣く準備はできていたので映画もそこで泣いた。ちょっと場面は違っていたけど。


これは、ＧＷに見ようと取っていた。コロナ騒ぎで前倒し、ずっと連休中だもん。

何故、監督は中村さんじゃないんだ。
脚本は中村組の鈴木謙一
監督は今泉力哉 「愛がなんだ」の人、これはすごく痛くてつらい、でもいい映画だった。
原作がすごく良かった、しかも女優がばっちり。

今回も原作はいい、俳優もまあまあいい（ボクサー役が朴訥で、本物の選手かと思った）、女子高校生二人の区別がつかないのは私の加齢のせい（たぶん３回くらい見たら区別がつくと思う）
だけど映画の２時間で完結してもらうには抜きん出たエピソードがなく、中心の三浦と多部の恋愛がどーもピンとこない、
盛り上がりが低い、かな。１０年も同棲してた恋人ってそーいうもん？
共感ができないだけかも。

一時期「端正な顔」のトップだった（私的に）三浦春馬の顔が普通レベルの顔になっており、１０年後のアパートの前の場面など40代かと思うほど老けて見える。
でもまあいい。いいよ。
読者は許すよ（エラソー）たぶんレンタル期間に複数回見るけどね。
アンケートを受けてたメガネ小太りの男性、中村監督だよね？（誰に聞いてんの）

クライネ　ナハト「小さい夜」かと思ったら、ナハトムジク「夜曲」が一つの単語だった。
ところで夜曲って何？
ネットより
セレナーデ
夜、恋人の窓辺などで歌い、または奏でられた愛の歌。のち演奏会用の歌曲、器楽曲に発達。
小夜曲。夜曲。セレナード。セレナータ。


ベリーベリーストロング
ベリー　ベリー　ストロング　胸に鳴り響くティンパ二ー
ベリー　ベリー　ストロング　強い絆の話だよ
ベリー　ベリー　ストロング　ああ　つながってる誰かと
ベリー　ベリー　ストロング　いつ　どこで　会う?

三回見た後は、この歌のサビだけで泣ける。翌日が休みじゃなきゃ聞いちゃだめ、最近はすぐ目が腫れる。



アイネクライネナハトムジーク
EINE KLEINE NACHTMSIK

監督　今泉力哉

脚本　鈴木謙一

原作　伊坂幸太郎
『アイネクライネナハトムジーク』

製作
宇田川寧
遠藤日登思
松下剛

製作総指揮
小竹里美
千葉伸大

出演者
三浦春馬
多部未華子
矢本悠馬（まあな
森絵梨佳（ほんとに可愛らしい）
恒松祐里
萩原利久
成田瑛基
八木優希
こだまたいち（斎藤さん）
MEGUMI
柳憂怜
濱田マリ（いいよぉママ　笑）
藤原季節（ボクシング会場の青年）
中川翼　（↑の少年時代）
祷キララ
伊達みきお（サンドウィッチマン）
富沢たけし（サンドウィッチマン）
貫地谷しほり
原田泰造 （サラリーマン役を独占だね

音楽　斉藤和義

主題歌　斉藤和義「小さな夜」

撮影　月永雄太

編集　相良直一郎

制作会社　ダブ

製作会社
映画「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会

配給　ギャガ

公開
日本 2019年9月20日