VWとアウディの売れ行き失速、好調のBMWとミニ
2016年8月の輸入車販売台数は好調。
外国メーカー車の輸入車市場は前年比で0.5%拡大し、好調を維持している。
7月末に新型「Eクラスセダン」の納車登録により、今後のメルセデスの快進撃が予想される。
BMWもVWを抜いて2位の地位で安定しつつある。
前年比で16%拡大の効果は、ディーゼルモデルの1シリーズ、2シリーズアクティブツアラー・グランツアラー、X1などのエントリーモデルの販売効果によるものである。
5ドア効果やラインナップ拡充で21%増の伸びを見せるBMWミニも5位に続く。
昨年の排ガス不正問題が問題となって以来、販売台数を大幅に落すVW。
今年5月は、一時的に回復したものの以降の不調が目に付く。
もちろん、日本では不向きなDSGを搭載するVWの買い替えとしてDSGを継続して搭載するVWに嫌気がさしていることもある。
BMWを筆頭にコンパクトモデルの魅力アップで割高強気販売のVWアウディ陣営に陰りが見えることである。
アウディは前年比7%減の1966台で4位につけた。
新型A4やA4アバントにより、余裕で前年越えを達成しても良さそうだが失速気味である。
それもこれも外観が代わり映えのしないスタイルのためである。
アウディの強気な価格設定も日本のブランド力に比例していないのである。
このまま、VWとアウディ陣営が失速するか否かは、ブランド力に比例した価格設定あるのみと思う。
はやり、VWの排ガス不正の影響が大きいのだろう。
日本のユーザーは海外の出来であっても許さない姿勢がうかがえる。
新型A4が初年度で失速したのは、VWグループの失態だけではないだろう。
やはり、VWやアウディのブランド力がベンツやBMWに及ばないし
DSGにも不満もあるし、価格設定も強気すぎる。
とくかくアウディの強気な価格設定やBMWユーザー向けのWeb広告などBMWユーザー側から見ると嫌気がさすレベルである。
ベスト5ですが、前年割れはVW、アウディのみで、
排ガス不正のVWよりもアウディが落ち目な点がポイントです。
アウディは対前年度比でも落ち込んでいる点では2年連続の売り上げ減です。
過去の過大なブランド広告も効果が薄れ、ブランド力のわりに
強気の価格設定と変わり映えのしないA4が、ソッポを向かれています。
新型A4が発売2年目で大失速しているのは、主力であるA4がアウディ根幹から崩れ落ちた事を意味しています。
A4の代りとして、A3を売る気のようですがライバル勢も強く苦戦を強いられている結果ですね。
いずれにしても日本におけるブランド力形成として、メルセデスBMWを追いつき追い越せという戦略も過去のものです。
結果、2017年度は
2017年の輸入車販売台数ランキング上位10ブランドは以下の通り(カッコ内は前年同月比)。
1位:メルセデスベンツ 6万8221台(1.2%増)
2位:BMW 5万2527台(3.9%増)
3位:フォルクスワーゲン 4万9040台(3.8%増)
4位:アウディ 2万8336台(0.6%減)
5位:MINI 2万5427台(3.6%増)
6位:ボルボ 1万6120台(8.1%増)
7位:ジープ 1万0102台(7.6%増)
8位:プジョー 8242台(11.3%増)
9位:ルノー 7121台(34.3%増)
10位:ポルシェ 6923台(0.5%増)
唯一、アウディは減少という結果に終わってます。
これはVWの影響だけでなく生命線のA4が売れなかったということです。
安価なA3を割高価格で売る戦略も長続きはしないと思われます。
2016年8月の輸入車販売台数は好調。
外国メーカー車の輸入車市場は前年比で0.5%拡大し、好調を維持している。
7月末に新型「Eクラスセダン」の納車登録により、今後のメルセデスの快進撃が予想される。
BMWもVWを抜いて2位の地位で安定しつつある。
前年比で16%拡大の効果は、ディーゼルモデルの1シリーズ、2シリーズアクティブツアラー・グランツアラー、X1などのエントリーモデルの販売効果によるものである。
5ドア効果やラインナップ拡充で21%増の伸びを見せるBMWミニも5位に続く。
昨年の排ガス不正問題が問題となって以来、販売台数を大幅に落すVW。
今年5月は、一時的に回復したものの以降の不調が目に付く。
もちろん、日本では不向きなDSGを搭載するVWの買い替えとしてDSGを継続して搭載するVWに嫌気がさしていることもある。
BMWを筆頭にコンパクトモデルの魅力アップで割高強気販売のVWアウディ陣営に陰りが見えることである。
アウディは前年比7%減の1966台で4位につけた。
新型A4やA4アバントにより、余裕で前年越えを達成しても良さそうだが失速気味である。
それもこれも外観が代わり映えのしないスタイルのためである。
アウディの強気な価格設定も日本のブランド力に比例していないのである。
このまま、VWとアウディ陣営が失速するか否かは、ブランド力に比例した価格設定あるのみと思う。
2016年は、VW、アウディともにマイナスで終わった
はやり、VWの排ガス不正の影響が大きいのだろう。
日本のユーザーは海外の出来であっても許さない姿勢がうかがえる。
新型A4が初年度で失速したのは、VWグループの失態だけではないだろう。
やはり、VWやアウディのブランド力がベンツやBMWに及ばないし
DSGにも不満もあるし、価格設定も強気すぎる。
とくかくアウディの強気な価格設定やBMWユーザー向けのWeb広告などBMWユーザー側から見ると嫌気がさすレベルである。
2017年上期のシェア結果ベスト5
ベスト5ですが、前年割れはVW、アウディのみで、
排ガス不正のVWよりもアウディが落ち目な点がポイントです。
アウディは対前年度比でも落ち込んでいる点では2年連続の売り上げ減です。
過去の過大なブランド広告も効果が薄れ、ブランド力のわりに
強気の価格設定と変わり映えのしないA4が、ソッポを向かれています。
新型A4が発売2年目で大失速しているのは、主力であるA4がアウディ根幹から崩れ落ちた事を意味しています。
A4の代りとして、A3を売る気のようですがライバル勢も強く苦戦を強いられている結果ですね。
いずれにしても日本におけるブランド力形成として、メルセデスBMWを追いつき追い越せという戦略も過去のものです。
結果、2017年度は
2017年の輸入車販売台数ランキング上位10ブランドは以下の通り(カッコ内は前年同月比)。
1位:メルセデスベンツ 6万8221台(1.2%増)
2位:BMW 5万2527台(3.9%増)
3位:フォルクスワーゲン 4万9040台(3.8%増)
4位:アウディ 2万8336台(0.6%減)
5位:MINI 2万5427台(3.6%増)
6位:ボルボ 1万6120台(8.1%増)
7位:ジープ 1万0102台(7.6%増)
8位:プジョー 8242台(11.3%増)
9位:ルノー 7121台(34.3%増)
10位:ポルシェ 6923台(0.5%増)
唯一、アウディは減少という結果に終わってます。
これはVWの影響だけでなく生命線のA4が売れなかったということです。
安価なA3を割高価格で売る戦略も長続きはしないと思われます。