虹のある星

おバカに真剣、じゅんめんの自由帳

あなたへ

2008-04-08 21:58:25 | じゅんゾーン
洋書の扉のページなんかによくある、
「○○に捧ぐ」
とかいう文章を見ると、
テンション下がる。
「だったら、商売にしないで、その人だけに読ませりゃいいじゃん。」
と思う。
実際、全文を読んでみて、そう思ったことはまだないのだけど。

ニュースで
「文豪の書簡発見」
みたいなのを見ると、
「人の手紙読んで、何が面白いんだろう?」
と思う。

特定の人に向けて、
自分の偽りない想いを綴る。

それこそが、たとえ赤の他人であっても、
目にした人の心を動かす。
わざわざ、「○○へ」と公表して売ることもないし、
「誰々の手紙見つけた」と触れ回ることもないと思う。

私は一個人に向けてこのブログを書いたことはない。
読んだ人全員が、
「これは自分のことだ」
と思えるように、と心がけている。
コメント
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