最近、ジュール・ルナールの
『にんじん』という小説を読みました。
昔、一度読んだことがある本です。
確か、小学3年生くらいだったと思います。
読めない漢字は、同居していた父方の祖母に
教えてもらいながら読みました。
しかし、これ、どう考えても、
子どもが読んで楽しい内容じゃないんですよね。
どうして、途中で投げ出さなかったのか、
不思議でしょうがないです。
赤毛の少年「にんじん」、
愛を得るには?
家族の役に立つには?
頭の中は、いつもその計算でいっぱい。
彼の行動は裏目に出る。
母から折檻を受け、
兄姉から冷笑を浴びる。
そして、何事にも動じない風を装っては、
気遣ってくれる隣人に悪態をつき、
小動物を惨殺する。
『にんじん』は作者の自伝的小説です。
ルナールが生まれたのは、1864年のフランス。
いつの時代でも、どこの国でも、
ものごとの本質というのは、
変わらないのですね。
『にんじん』という小説を読みました。
昔、一度読んだことがある本です。
確か、小学3年生くらいだったと思います。
読めない漢字は、同居していた父方の祖母に
教えてもらいながら読みました。
しかし、これ、どう考えても、
子どもが読んで楽しい内容じゃないんですよね。
どうして、途中で投げ出さなかったのか、
不思議でしょうがないです。
赤毛の少年「にんじん」、
愛を得るには?
家族の役に立つには?
頭の中は、いつもその計算でいっぱい。
彼の行動は裏目に出る。
母から折檻を受け、
兄姉から冷笑を浴びる。
そして、何事にも動じない風を装っては、
気遣ってくれる隣人に悪態をつき、
小動物を惨殺する。
『にんじん』は作者の自伝的小説です。
ルナールが生まれたのは、1864年のフランス。
いつの時代でも、どこの国でも、
ものごとの本質というのは、
変わらないのですね。