風邪がかなり流行っているようです。
身近な所では兄の子供が全員かかっちゃったとか。
兄貴の家族は何故か冬になると絶え間なく風邪をひいています。
インフルエンザ程症状は酷くないみたいですが、それなりに熱もでるので厄介な様です。
私自身は今のところ大丈夫です。(*^ー^)ノ
一昨年の3月にえらいこと風邪をひいたのが最後で、それ以降はちょっと喉が痛くなったりすることはちょいちょいあったのですが、早めの葛根湯と栄養ドリンク+キノコ山盛りの鍋で上手くかわしています。
お客様でも風邪をひいてしまい、アロマでなんとかしたいという方がおられますが、私は必ず
「発症してしまったらアロマじゃ多分治りません。まず病院行って下さい。」
とお伝えします。
『アロマでアプローチ』
という言葉がある?のですが、この言葉、普通に使えばそのまんまなんですが私ともう一人の知人にとってはちょっと皮肉な言葉でもあります。
ちょっとしたお笑いエピソード絡みでなんでもアロマで対応しようとするセラピストに対して、それで良いのか?的に自分自身を諌める響きが混じっています。
アロマって予防や病後のケアには向いていると思いますが、それで治療は難しいと思います。
もしかしたらできるのかも知れませんが、そういう臨床実験はほとんどまともにされていないのが現実です。化粧品会社や製薬会社が有効成分についての研究はしていますが、それが医療に生かされているのは一部だろうと思います。
例えば風邪の場合、予防のために部屋で殺菌効果のある精油を焚くとか、ティートリー入りの石けんで手を洗うのはかなり有効だと思いますが、実際発症してしまったら下手にアロマで対応するのは却って危ないんじゃないかなーと思います。
アロマセラピストの間で
『ティートリーやラベンダーは原液つけても大丈夫だから、水に数滴入れてうがいをする』
という話も聞きますが、それってどうなんだろう?と思います。
まず、水には精油は混ざりませんので、粘膜部分にもろに精油がついてしまうとかなりな刺激を受けますし、また喉には風邪のウイルス以外にも人間にとって有益な細菌が住んでいます。
中には侵入したウイルスを駆逐し、喉の環境を整える役目のある菌も沢山います。
精油はそれらの有益な菌も一緒に根こそぎ殺菌してしまうので、その隙に風邪のウイルスが入って来たら逆効果になりかねません。
うがい薬もそういう理由で使用しない方が良いと言われた事もありますが、適切な濃度で適切な回数で使う分には問題ないそうです。
もし、精油をうがいに使うのならエミルザン等乳化剤を使用して、素のオイルが粘膜直撃しないようにした方が良いですし、別にそこまでして『アロマでアプローチ』しなくても緑茶でうがい(カテキンには適度な殺菌作用有り)や、どうしてもアロマを使いたかったらローズウォーター+水道水の使用の方が安全だと思います。
ローズウォーターはローズの精油を採る時にできる副産物ですが、精油と同じ成分が微量に含まれており、弱いですが殺菌効果もあります。また飲料水に入れて販売もされています。
喉が荒れているときでも刺激が少ないですし、誤って飲んでしまっても全く問題ないのでお薦めです。
熱や喉の炎症などの症状が治まれば、またアロマの使用は適切であれば効果有りと思います。
鼻づまりの場合、ユーカリやペパーミント入りの軟膏を胸元に塗ったりすると鼻通りが良くなりますし、咳が止まらない時も同じ様にフランキンセンスを入れた軟膏等利用するといくらか楽になります。
また、背中やデコルテのオイルトリートメントは血行を良くし、強ばった筋肉をリラックスさせるので病後のケアには良いと思います。(※病中はリンパの流れが悪くなるのにもちゃんと理由があるので、トリートメントはやらない方が良いです。)
しかしそれらも薬を飲んでいる間は精油とどう反応するか分らないので、やはりお医者さんに一言聞いた方が良いと思います。
実は、上記の『精油でうがい』ですが、他に『喉が痛い時精油で蒸気吸入』と共に自分でやった事があります。
結果は2回とも気管支炎起こしました。普通に腫れていたのが精油もろ付きでますます炎症が酷くなってしまいました。
そして同じお医者さんに
「君はアホか?」
と同じ事2回言われました……。f^_^;
ハイ、としか答えられませんでしたね。ついでに「明日、仕事出て大丈夫ですか?」と訪ねてもう一回アホと言われました。
仕方ないので身を以てアロマの臨床行う私って一人華岡青洲!と思って自分を慰めてみました。
アロマは楽しいし役にも立ちますが、特に体の事についてはなんでもかんでも『アロマでアプローチ』する前に、ちょっとそれ以外のものに頼る事も大切だと思います。
そして何より予防と睡眠としっかり食べる事!
これが何より大事です。
身近な所では兄の子供が全員かかっちゃったとか。
兄貴の家族は何故か冬になると絶え間なく風邪をひいています。
インフルエンザ程症状は酷くないみたいですが、それなりに熱もでるので厄介な様です。
私自身は今のところ大丈夫です。(*^ー^)ノ
一昨年の3月にえらいこと風邪をひいたのが最後で、それ以降はちょっと喉が痛くなったりすることはちょいちょいあったのですが、早めの葛根湯と栄養ドリンク+キノコ山盛りの鍋で上手くかわしています。
お客様でも風邪をひいてしまい、アロマでなんとかしたいという方がおられますが、私は必ず
「発症してしまったらアロマじゃ多分治りません。まず病院行って下さい。」
とお伝えします。
『アロマでアプローチ』
という言葉がある?のですが、この言葉、普通に使えばそのまんまなんですが私ともう一人の知人にとってはちょっと皮肉な言葉でもあります。
ちょっとしたお笑いエピソード絡みでなんでもアロマで対応しようとするセラピストに対して、それで良いのか?的に自分自身を諌める響きが混じっています。
アロマって予防や病後のケアには向いていると思いますが、それで治療は難しいと思います。
もしかしたらできるのかも知れませんが、そういう臨床実験はほとんどまともにされていないのが現実です。化粧品会社や製薬会社が有効成分についての研究はしていますが、それが医療に生かされているのは一部だろうと思います。
例えば風邪の場合、予防のために部屋で殺菌効果のある精油を焚くとか、ティートリー入りの石けんで手を洗うのはかなり有効だと思いますが、実際発症してしまったら下手にアロマで対応するのは却って危ないんじゃないかなーと思います。
アロマセラピストの間で
『ティートリーやラベンダーは原液つけても大丈夫だから、水に数滴入れてうがいをする』
という話も聞きますが、それってどうなんだろう?と思います。
まず、水には精油は混ざりませんので、粘膜部分にもろに精油がついてしまうとかなりな刺激を受けますし、また喉には風邪のウイルス以外にも人間にとって有益な細菌が住んでいます。
中には侵入したウイルスを駆逐し、喉の環境を整える役目のある菌も沢山います。
精油はそれらの有益な菌も一緒に根こそぎ殺菌してしまうので、その隙に風邪のウイルスが入って来たら逆効果になりかねません。
うがい薬もそういう理由で使用しない方が良いと言われた事もありますが、適切な濃度で適切な回数で使う分には問題ないそうです。
もし、精油をうがいに使うのならエミルザン等乳化剤を使用して、素のオイルが粘膜直撃しないようにした方が良いですし、別にそこまでして『アロマでアプローチ』しなくても緑茶でうがい(カテキンには適度な殺菌作用有り)や、どうしてもアロマを使いたかったらローズウォーター+水道水の使用の方が安全だと思います。
ローズウォーターはローズの精油を採る時にできる副産物ですが、精油と同じ成分が微量に含まれており、弱いですが殺菌効果もあります。また飲料水に入れて販売もされています。
喉が荒れているときでも刺激が少ないですし、誤って飲んでしまっても全く問題ないのでお薦めです。
熱や喉の炎症などの症状が治まれば、またアロマの使用は適切であれば効果有りと思います。
鼻づまりの場合、ユーカリやペパーミント入りの軟膏を胸元に塗ったりすると鼻通りが良くなりますし、咳が止まらない時も同じ様にフランキンセンスを入れた軟膏等利用するといくらか楽になります。
また、背中やデコルテのオイルトリートメントは血行を良くし、強ばった筋肉をリラックスさせるので病後のケアには良いと思います。(※病中はリンパの流れが悪くなるのにもちゃんと理由があるので、トリートメントはやらない方が良いです。)
しかしそれらも薬を飲んでいる間は精油とどう反応するか分らないので、やはりお医者さんに一言聞いた方が良いと思います。
実は、上記の『精油でうがい』ですが、他に『喉が痛い時精油で蒸気吸入』と共に自分でやった事があります。
結果は2回とも気管支炎起こしました。普通に腫れていたのが精油もろ付きでますます炎症が酷くなってしまいました。
そして同じお医者さんに
「君はアホか?」
と同じ事2回言われました……。f^_^;
ハイ、としか答えられませんでしたね。ついでに「明日、仕事出て大丈夫ですか?」と訪ねてもう一回アホと言われました。
仕方ないので身を以てアロマの臨床行う私って一人華岡青洲!と思って自分を慰めてみました。
アロマは楽しいし役にも立ちますが、特に体の事についてはなんでもかんでも『アロマでアプローチ』する前に、ちょっとそれ以外のものに頼る事も大切だと思います。
そして何より予防と睡眠としっかり食べる事!
これが何より大事です。