私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



2023-08-31 22:20:04 | 日記

同じ月を見ていた。

私は、西で。

彼は、東で。

こんなに離れているのに、同じものを見て美しいと感じるなんて、

不思議だと思った。










彼が、私にうつる自分の姿を見たくないと言ったあの日、

もう嫌われたと確信した。

二度と彼の前に現れない方がいいんだと、自分に言い聞かせた。

何が悪かったのか、考えた。

そして、自分をいましめた。

ある日、

涙が、我慢の限界を迎えて、溢れてきた。

泣いて泣いて、

どうしてこんなに泣けるのか、考えたら、また泣けた。


あなたは、本当に彼を愛してしまっていたんだね。

もう1人の自分が、そう言って、見守っていた。

思い返せば、そんな日々を過ごした春だった。


それから、


自立について考えた。

エゴについて考えた。

明るい夜の散歩道で、

いろいろ、いっぱい考えた。

そんな夏だった。







今知った。

たった一年前のことを

昔のことのように思えるのは、

あの頃とは、違うから。

でしょ?

これからは、

相手を思いやることで、エゴを封じ、

彼にすがらないことで、

自立する。

そんな関わり方で、

新たな関係を築きたいと思う。

そんな、

夏の終わりをむかえようとしていた。



彼は言った。この月のことを

記念だね!と。





私は、思った。

始まりは、またしても月だと。

















   





否定しない生き方

2023-08-19 11:36:00 | 日記

彼とのことはね、

 

なんか、違う路線に行きかけてる気がするの。

 

 

浮気相手とか、不倫相手ではない、また違った関係に。

 

 

好きだから、抱かれたい願望はあるけど、

 

これって、エゴなのよね。

 

そんな風に、彼に思ってもらえるように、

 

魅力ある女性に変わることができたら、いいな。

 

 

それぐらいな感じでいいのかもね。

 

 

 

 

要するに、自分の問題。

 

 

 

私は、朝の犬の散歩で、たまたま見つけた本の朗読を聞いていたら、

 

気がついたことがあったのよね。

 

私が彼のことを好きになった、一番の要因は、

 

私のことを否定しなかったこと。


これだった‼️

 

いつも、どんな時も、

 

一旦は受け入れてくれる。

 

そこが嬉しかったんだ。

 

守りを固めなくても大丈夫。

 

いいえ、守りを崩しても大丈夫。

 

そんな気持ちになって、力が抜けた。

 

 

 

 

それを伝えたくて、思わずLINEを送った。

 

私も…そんな人になりたいと。










卒業

2023-06-24 08:06:00 | 日記

夫のことを書くのは辛い。

向き合うとかいって、自分に課題を課すのは、やめよう。

それより、

今をどうするべきか、自分で考えて、

その一瞬一瞬を自分の足で立つようにすれば、

自然と関係性も成り立ってくると思う。

その為に、

彼との別れは、必要だった。

あの日、

私のためだと言ってくれた意味は、

これが本来の意味。


一夜明けて、

私はなぜか、不思議と落ち込んでいない。

むしろ、スッキリしている。






娘は言った。

クラスの男子が、グループに分かれてしまって、今にも喧嘩しそうな雰囲気なんだと。

その理由は、小学生みたいで、

してることも、中学校を卒業したのかと疑うぐらいに、

低レベルで、

見ていられないと。

彼女は、改善するにはどうするべきか、

自分なりに

考えて、考えすぎて、苦しくなって、

学校に行けなくなった。



あの子が、学校に行けなくなる理由は、大抵、自分のことではなく、周りのことだ。


色んな経験が、彼女を成長させてくれる。

私は、潰されないように見守ろうと思う。




田んぼに植えられた稲の苗は、一つ一つ、

与えられた環境で自立しているように見える。

なんて力強いんだろう。

決して、人に依存などしていない。

今日の私には、小さな稲が、今までと違って見えた。



稲になりたい。そう言ったあの頃の私は、

育ててもらうことばかり考えていたと思う。






今までどうもありがとう

2023-06-23 19:50:00 | 日記

今日、彼から、LINEの返事が返って来た。

とても確信に触れた内容だった。

うすうす感じていたことだったけど、

わからないフリをしていた自分が、

情けなかった。


そのせいで、

彼には、無駄な時間と労力を費やさせてしまったことを反省する。






今朝の私は、まだ、彼にすがっていた。

娘が学校に行けない。

とりあえず、遅刻の連絡だけして、学校まで送った。

その道中、

助手席で、涙を拭う娘に、なんて声をかけたら良いか、教えてほしい。

こんな時、どう接したら良いのか、教えて欲しい。

お姉ちゃんの時のように、2回も失敗することはできないから、

彼に聞いて、導いて欲しいと、思っていた。


でも、もう、それはできないとも、思った。

私はちゃんとわかっていたんだ。

だから、私も涙ぐんだ。

娘に気が付かれないように。




私はもう、彼には聞けない。

その代わり、彼と過ごした時間に聞こう。



そしたら、答えがわかった。

私は、学校の近くに車を停めると、最後に聞いた。

どうするの?って。


そうして、学校に欠席の連絡を入れると、そのまま家に連れて帰った。

私が、判断して、そうした。

彼は、私を否定しないから、それで良いんだと、背中を押してもらった気がしたんだ。



もしも、夫に、引っ張ってでも連れて行けと言われたら、

お姉ちゃんの時のように、私は、夫には付かない。

この子を守るよ。





家に帰ると、夫は起きていて、パソコンの前に座っていた。

娘が学校に行けなかったと、報告すると、

特に何も言われなかった。

もう、こんな時間?

と思って、慌てて朝食を作り、夫に声をかけた。

返事がなかった。

聞こえなかったんだと思って、

また声をかけた。

そしたら、いきなり夫は激怒した。

俺が仕事をしているのを知っていて、何度も呼ぶのは、おかしいと。

そもそも、朝食を作って良いのかどうか、聞くべきだったと。


私は、やっぱり、この人と向き合うのは無理だと思った。

内臓を吐きそうになって、

逃げ出したいと思った。





実際は、仕事をしていたかどうかは、わからなかった。だけど、

朝食を作って良いのか聞かなかった自分に、落ち度はあると思って、必死に誤った。





私はいつも思って来た。

口なんて無ければ良いのにと。

そしたら、反論も、言い訳も、

謝罪も、

しなくて済むのに。と。







私は、思わず彼にLINEをしてしまった。

もう挫けそうだと、彼にすがった。

その時の返事が、それだった。

辛い内容ではあったけど、

とても温かくて、思いやりに包まれていた。

彼の人柄は、そういうところに現れる。

これではっきりわかったから、

もう、終わりにするべきだ。




私は、本当は、ちゃんと自分で考えられる。


だから今があるんだし、

これからだって、きっと大丈夫。





















夫と向き合う。  人間模様

2023-06-23 07:41:00 | 日記

お母さん、カイロある?

娘のその一言を聞いて、耳を疑った。

カイロ?

ホッカイロのこと?




頭痛と闘いながら、お弁当を作っていたけど、

手を止めて娘の顔を見た。

一瞬、頭痛のことを忘れた。




実は、昨日。

クラスの女の子が、お腹痛いと言ってたから、カイロをあげた。

生理の時、お腹を温めたら、楽になるから。




私は、思い出した。

困った時に、いつも、カバンから、

どうしてこんなものを持ってるの?

ていうものを出してくれる。そんな

友達がいた。

もしもの時のために。

そう言って、周囲のピンチを救ってくれた。


まさに、娘がそんな存在なのかもしれない。






三者面談で、担任の先生が言ってた。

娘さんは、このクラスのキーマンです。






言い方は悪いけど、ここの学校は、最後の砦。

いろんな人間が集まる。

クラスは、分断されて、グループ化する中で、

冷静に、全体を分析する娘。

彼女は、

線を引くことを嫌がる。




そんな娘が、潰されないか、心配。




私は、2階に上がって、押し入れにしまったカイロを出して来た。

少しづつ、頭痛が楽になって来て、

微笑みながら、娘に手渡した。






そして、学校に行く時になって、

やはり、娘は潰れかかっていることを知った。