私たちの関係は、セフレの関係と似てるのかもしれない。
お互いに、パートナーに不満を持ちつつも、今の状態を変えられないでいる。それは、
自分を必要とする人や、場所があるからだし、
見捨てることができない、大事な存在が他にあるから。
1番ベストな方法は、
やっぱり、自分が耐えて、そんな中でも、
幸せや生き甲斐を見つけること。
そして、耐えるためには、何かに頼りたいと思う時がある。
それが、セフレ。なんて事も、あり得るのでは?
私たちの場合、
セフレとは、かけ離れているけど、
存在する意味は、同じかもしれない。
彼は言った。
もし仮に、俺が離婚したら、
きみも、離婚するなんて、言わないでよ!
その口調は、笑っていた。
私は、彼が離婚したからと言って、自分も離婚して、
あわよくば、彼と再婚しよう。なんて思わないよ。
彼の顔も身体も、性格も、私好みだけど、
私はもう、結婚することに執着しないと思う。
子供も産めないし、家族なんて、何の意味もない。
ただ、私は、死ぬまで、大事な誰かを思い続けていたい。とは思う。
一生、恋をし続ける。
彼は言った。
離婚した後、
お金もない男に、女は寄ってこない。
私は、その時あるシーンとリンクした。
もう、何年も前に、
夫が、不倫をして、
この家を出ていけばいいのに。
と願ったことがある。
そしたら全て、上手くいく。
けど、夫にはお金がない。
そんなところに、女は寄ってこない。
それが私の結論だった。
彼は、それと同じことを言った。
おかしかった。
女は、やっぱりお金なのか。
私は、少なくとも、彼に対しては、
お金じゃない。
純粋に、人柄にひかれてる。