先日、浅間山~鯨ヶ池まで3時間半のトレッキングをした際には、1リットル持って行った水分があっと言う間に無くなってしまった。1リットルが少ないと言うのもあると思うのだが、オレの水分の取り方にも問題があったと思う。
と言うのも、運動時の水分補給は一回の量を少なくこまめに取るのが良いらしい。しかし先日のトレッキングでは、休憩時にガブ飲みしてしまい、それが早く無くなってしまった原因でもあると思れる。あと、トレッキングと言っても結構疲れるもので、水分補給のたびにザックからペットボトルを出すのが面倒くさかったりもする。なので結局休憩の間隔が空いてしまい、一回の水分補給の量が増えてしまうのだ。
そうした経緯を考え、良い方法がないかと調べているうちに、非常に良い商品を見つけた。それが今回購入したハイドレーション・システムだ。
写真を見て大体分かるだろうが、コイツはザックに忍ばせておいた水分を、そのままストローで飲んでしまおうという、とんでもない横着製品だ!!
こういったモノがあるのは知っていたが、今まで必要性を感じなかったので興味がなかったんだよね。それがまさか自分が購入するとはねぇ……分からないものだよ。
オレが購入したヤツは市販のペットボトルに装着出来るタイプなのだが、本格的なヤツになると、専用のビニール袋に自分で水なりスポーツ飲料なりを入れるようになっている。ビニール袋の方がザックに入れた際にかさばらないので、本当はそっちの方が良いのだろう。まぁ、最初なのでそこまでやるのはちょっと怖かったんだよねぇ。
どうやって飲むのかというと、飲み口が切れ目のついたゴムになっていて、噛むとその切れ目が開いて吸い出せる仕組みだ。うーん、良く出来ている。
このハイドレーション・システムの良いところは、いちいちザックを降ろさなくて良いというのと、一回の水分補給の量を抑えられるところにある。ストローを通ってくるので、結果一度に多くの量を飲めないんだよね。
そして使ってみて気になったことが2点。1つ目はゴム臭いこと。まぁ、コレは慣れもあるだろうし、煮沸消毒すれば消えるような気がする。2つ目は、常時ストローに水分が溜まっているので、飲み始めが温いと言うことだ。こっちは結構深刻で、一回の水分補給の量が少ないので、結局一回で飲む量では本体の水分まで吸い上げないことが多い。つまり、常にストロー内に溜まった温い水分を取るということになる。
この解決方法としては、ストローに息を吹き込んでストロー内の水分を本体に戻すというやり方がある。試してないが、次回やってみようかと思う。
見た目はザックからストローが出ていてちょっと大袈裟に感じるが、そんな理由で熱中症になるのも馬鹿らしい。水分補給は非常に大切なので、みんなも是非試してみてはいかがだろうって話(・∀・)
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