さよならteacup

音質向上ソフト

相も変わらずPCオーディオ熱が高いので、ハイレゾ関連の本を図書館で借りまくって読んでいる。まぁ、書いてあることに変わりはなく、ほとんどが商品紹介になっているのだけれどさ。

読み進めていくと、Macでオーディオ環境を構築する際に必ずオススメされるソフトが2つある。「Audirvana」「BitPerfect」がそれだ。どちらもMac専用の音質向上ソフトだ。Audirvanaは単体使用が基本だがiTunesと連動させることも出来る。価格は79$。一方BitperfectはiTunesのアドオンソフト。こちらは1,000円とかなりお安い。

いきなり79$はちょっとと思い、まずはBitPerfectを購入。Audirvanaはフリートライアルがあるのでそちらをダウンロード。これとiTunesのみと3つを比較して聴いてみることにした。比較するには聞き慣れていて音の違いが分かりやすいものが良い。と言うわけでソニー・ロリンズ「サキソフォン・コロッサス」からMoritatを選択。

まずは普通にiTunesで聴くが、まぁ普通。いつも聴いているとおりだね。

次にBitPerfectを立ち上げる。再生中にそのまま音色が変わるので違いは一発で分かる。全体的に音が鮮明になって高音が若干強調されたように聞こえる。これを好きか嫌いかは別として、たしかに変化はある。

そして最後にAudirvana。こいつは立ち上げると一旦iTunesの再生が止まってしまうのでBitPerfectのように流れで比較することは出来ないが、やはりこれも違いはハッキリしている。こいつもBitPerfect同様に音が鮮明に聞こえる。しかしあちらほど高音が耳につくようなことはなく、もうちょい深く奧に広がったように感じる。

2つに共通するのは、やはり音が鮮明になったということだろう。楽器同士の音がしっかりと分離していると言えば分かりやすいか。ということは、やはり高音質化に成功しているということなのだろう。後は個人の好みになるので優劣は各々の判断に委ねるが、オレ個人としてはAudirvanaが良いかな。ただ79$ってのは微妙に躊躇する値段だよ。しばらくはBitPerfectで聴きながら、それでも物足りなくなったら購入しようかね。

ちなみに両ソフト共にイコライザが付いていなかったことには驚いた。BitPerfectは付いていないことは分かっていたのだが、Audirvanaは製品版にしか付いていないようだ。これでさらに音を追い込めるとなるとやはり一枚上手という印象は拭えないね。もちろん音質向上ソフトなど買わずにiTunes標準搭載のイコライザで追い込むってやり方もありだよ。

気がつけば音の違いを確かめるべく同じ曲を延々とくり返し聴いている自分自身を発見。音楽をよりよく聴くために音質向上ソフトを導入するはずが、音質向上ソフトの違いを確かめるべく音楽を聴いているとは本末転倒。音にこだわるのはほどほどにして、まずはより多くの音楽を聴いていかなければいけないと痛感したってばよヽ(*´Д`)ノ


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