さよならteacup

久しぶりのみうらじゅん

2012-05-10 22:58:00

最近は物を極力増やさないように本は図書館で借りて、DVDはレンタルという方法を取ってきた。本もDVDもそれほど繰り返し何度も見るというわけではないので、見たいときにはその都度借り直せば良いかなぐらいに考えている。

そんなオレだが、久しぶりにDVDを購入してしまった。それが今回紹介する「みうらじゅんとバナナマンのゼッタイに出る授業」だ！！

みうらじゅんといえばオレがこのブログのカテゴリーを作るくらいに好きな人物だ。先日YouTubeでこの映像の存在を知って、是非とも全て観たくて購入したというわけだ。

内容はというと、みうらじゅんが大学教授に扮して「ゼッタイに出る授業」という名目で、一般の人が好きでも嫌いでもないどうでもよいものを取り上げるといったものだ。ちなみに第1回は「セガール概論」といって、スティーブン・セガールを取り上げている。まさにみうらじゅん節全開だね。

バナナマンはというと、一般応募の生徒に混じって授業を受けるという立場。特にみうらじゅんとの絡みがあるわけではないが、実はこのポジションは非常に重要。と言うのも、みうらじゅんの面白さってのは単体では成立しないんだよね。みうらじゅんのおかしな所を突っ込む役がいて成り立つものだとオレは思っている。直接の絡みはないものの、今回はそれがバナナマンというわけだ。

みうらじゅんの代表作である「ザ・スライドショー」「DTF」も、それぞれいとうせいこう、山田五郎がいるからこそ傑作たり得たんだよね。その証拠に歌の部分で突っ込みの入らない「DTF」序盤はその後に比べて面白さが半減している。

多くの人はみうらじゅんの名前は聞いたことあっても、一体何をしている人か分からないといった具合だろう。正直オレも「みうらじゅんの肩書きは？」と聞かれてもよく分からないが、そんな人は是非ともこのDVDを見て欲しい。そしてこいつを見て「みうらじゅんって面白いな」と感じたら、次はスライドショーとDTFに手を伸ばしてほしい。そこにはきっと今まで知らなかった世界があるはずだよって話（・∀・）