さよならteacup

ミドルカットかローカットか?

先日久しぶりに山に行って来たわけだが、去年使っていたmontrailのログフライに穴が空いてしまったので山を始めた時に購入したHi-Tecのミドルカットを引っ張り出してきてそれを履いていった。

そもそもオレが登っているくらいのハイキングに毛が生えた程度の山道に厚底ミドルカットなんていらないだろという発想からトレランシューズにしたわけだが、確かに足取りが軽くなりダイレクトに地面を感じる感覚が心地よかった反面、つま先の保護が薄く指先を痛めやすいのと岩場が続く場合に足裏が痛いというデメリットもあった。

そこでログフライの穴が空いたのを契機にもう少しつま先保護とソールの厚いトレランシューズを探していたわけだが、今回の山に間に合わなかったのでHi-Tecを履いていったってわけだ。

ところが久しぶりに履いたHi-Tecは思いの外快適で、つま先を気にせずに歩くのがこれほど自由かと思い知ることになった。まぁ、裏を返せば注意が甘くなるって事でもあるのだけれどね。

ミドルカットでくるぶしを保護されているのも有効だ。と言っても、よく雑誌に書いてあるような捻挫に対してではなく、単純に木や石が当たる危険性が低くなるという意味でだ。

ログフライに穴が空いてからというもの、トレランシューズもしくはローカットのアウトドア系シューズを中心に代替品を探していたがこれという商品が見つからずにここまで来てしまった。しかし、今回の山で、何もローカット限定ではなくとも、軽ささえ担保されればミドルカットまで選択肢を広げても良いのではないかと認識を改めさせられた。

山を始める時は「ミドルカットじゃなきゃ登山靴としては失格だよ」と思い、次に「ミドルカットなんてナンセンス、夏期登山限定ならトレランシューズで十分」と考え、今は「どっちでも良いじゃん、歩きやすければさ」ってところに着地した。

山を始めたばかりの人や、これから山を始めようという人はまず登山靴選びで悩むことだろうが、結論は「好きな靴を履け」って話(´∀`)

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佐瀬 稔

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