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【タイトル】夢をかなえるゾウ0(ゼロ)
【著者】水野敬也
【出版社】文響社
【版型】四六
【読了日】2024年6月16日(日)
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【感想】今さら説明不要な“夢をかなえるゾウ”シリーズ第5作目。
私自身は、自己啓発が目的ではなく、ガネーシャの傍若無人で破天荒なのに憎めないキャラが好きで愛読している感じ。
そして読後、ガネーシャが出した課題やありがたいお言葉(?)を反芻してなんとなく今後に活かそうとか、思ったり思わなかったり(どっちやねん!?)。
今回登場する悩める若者には、夢がない。
本人も「夢って必要ですか?」とガネーシャへ逆に聞き返すくらい夢に無関心。
その青年に対し、ガネーシャが夢を与え、夢をかなえさせ、挙句「宇宙一の偉人に育てる」とまで請け負う。
ガネーシャからの課題を素直にこなしていく主人公。
徐々に成長していく過程はいつもの通り。
ただ、過去の主人公と違い、ガネーシャに対して低姿勢で従順。
ガネーシャ、いつになく上機嫌♡
毎回登場する個性的なサブキャラたちが本シリーズの魅力のひとつ。
今回はガネーシャのペットのバクとガネーシャの父親のシヴァ(←最高神ね)。
バクは夢ソムリエで、シヴァの容姿は大黒様。
どちらもストーリーの進行上、欠かせない存在(ような気がする)。
笑えて、納得して、応援して、最後はしんみり&ホロり。
でも、最後の最後でガネーシャが主人公の部屋に置き忘れてきた物のイラストを見て、私は大爆笑!
完全に虚をつかれた!!
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共感度:★★★☆☆
ガネーシャ破茶滅茶度:★★★★☆
釈迦への憐憫度:★★★★★
次回作も読みたい度:★★★★★
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