福島原発の「処理汚染水」の海洋放出が始まった。
東電は、危惧されている多核種除去設備 (ALPS)で除去処理しきれないで残留する放射性物質・トリチウムや炭素14を、第二次処理で大量の海水で希釈して海に放出するので問題ないと説明しています。
これを聞いて、70年ほど前の「四日市公害」で当該企業が当初、「排煙を高高度まで放出できる高性能煙突の使用を始めたので問題なくなる」と説明していたのを思い出しました。その後「それでは排出される公害物質の量は変わらないので、汚染地域を広げるだけで何の解決にもならないとの声が上がり、結局企業側は費用の掛かる公害物質除去施設の設置をせざるを得なくなり、ようやく公害問題の解決に向かいました。
核汚染水処理方法、専門家から核汚染水は日本国内に留めるべきだと「汚染水をコンクリートで固めて放射性物質を封じ込め、地中に貯蔵する」などの案が出されていたそうですが、費用や手間が掛かるとかで除外されたいいます。
同じことが繰り返されています。しかも政府の承認をもって。さらにこの海洋放出は30年も続くというのです。
いま、地球温暖化に伴う空気や海水の温度の上昇で気候変動が起き、台風、ハリケーン、山火事、漁業や食物生産の低下など様々な被害が続出しています。しかし経済優先策進める国々はこういった問題に目を背けています。日本の「核物質汚染水」の海洋への放出は、人の住めない地球への第一歩と思わずにはいられません。
他方、中国の脅威を煽り「戦争する国」に邁進する日本。
私の中国の友人が言っていました「日本は中国との戦争を想定しているようですが、我が国の高官が『日本と交戦など必要ない。中国からの食料や家庭用品の輸出をストップさせれば持たないでしょう。』と笑っていましたよ。」
日本の食料自給率は37%。食料品の輸入、中国からは全体の13%余り。その内の野菜と魚介類が50%余り(2019~20年の統計)。
*参照:YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Q4199GGE20U
=福島第一原発ALP水・海洋排水に関する12の誤りを指摘する/2023.8.26
https://www.youtube.com/watch?v=NrNy4NuEwmY
=突然ウガ金 ALPS水放出に関する12の誤りについて
(※クリック1回では表示できないときは、再度クリックを?)
*これまでの私の投稿のURLもご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/booska
(原因不明のログイン不可で、只今このリンクへの編集ができないため)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます