てんかん発作を知っていますか?(その3)
不思議なWANの始まり
我が家のボルドが「てんかん」による発作を発症してから
「てんかん」を分かりもしない素人の私達が、
どうすればいいのか?、様々な事に思いを巡らせて、
何とか発作が起きない期間長くなるようにと、
痙攣発作が軽く済むようにと、
発作の前後の状況を、家族みんなで確認し、備忘していました。
でも、観察していたのは、私たち人間だけじゃありませんでした。
昼間は共働きだったので、ボルドだけで留守番が気になり
留守中は室内の様子を4台のカメラで録画していました。
そこに映る彼は、約8時間の間、つまらなさそうにウロウロしては
お昼寝を繰り返していました。
そんな状況も、発作の原因として考えてしまう程、
私達も苦悩していました。
そんな時、
「ふっ」と自然な気持ちで、
「ボルドのために仲間を迎えてみよう」そう考えました。
ただ、
もし迎えた子が、てんかん発作を発症したら??
「ワラにもすがって」
そのぐらい私たち自身が、切羽詰まっていたんだと思います。
そうなんです。
優しそうに見えるレッドボーダーで
元気いっぱいなマロンを迎えたんです。
彼女を連れて来た日のボルドは、
午後2時頃から夜8時過ぎまで興奮して吠えていました。
私達は希望をもって見守るばかりでした。
ボルドは幸い発作も起きず、
翌日には彼女を認めたように静かに眺めていました。
しかし、
発作は周期的に起きました。
発作に直面したマロンは・・、
恐怖なのか、ハウスの隅へ逃げ込み、しばらく出てきませんでした。
でも、彼女は目を背けることはせず、ジッとボルドの痙攣発作を観察していたんです。
私達と同じように見定めていたんです。
発作が治まり、いつものボルドに戻ると、マロンは恐る恐る近づいてきました。
しばらくすると、ボルドは疲れて寝てしまします。
そんな彼を、いつもマロンは眺めながら一緒に寝入っていました。
怖がりながらも、静かに看守るように・・・。
初めて発作に直面した頃から
彼女がボルドを意識し、
数か月後には
発作が起きると、
私達と一緒にボルドに近づいて悲しそうな目で看ていました。
「何かしなくちゃ」と思っているかのように。
そして、
1才を迎える頃から、
発作が起きると、声を掛けているかのように、
彼女がボルドに唸りはじめました。
「不思議なWANのチカラ」に続きます。
ポチリと押すとボーダー村へ飛ぶだっス☆
Ranking参加中なの~♪
*携帯端末の方は
コチラ ↓ をポチしてください。
にほんブログ村
☆ご訪問ありがとうございました☆
*PCの方は写真 ↓ をポチしてください。