(私達のあゆみ 第33話)
11月、
マロンが避妊手術で入院しました。
考えてみると、
生後1ヵ月半で、我が家に迎えてから
初めての外泊です。
私達のほうが緊張で・・、寂しくて・・。
でも・・、
やっぱり寂しかったのは、マロンの方でした。
退院の日、
お迎えに行くと、
地下の病室から、
トボトボと・・、
本当にトボトボと・・。
もう、人生を悲観してしているかのような足取り。
映画に出たら主演女優賞なみのトボトボ。
もうー、ウケちゃって・・、私。
パパ猫が「マロン」と声かけても、顔も上げません。
いろいろな事を考えていたのだと思います。
もう一度、私も一緒に「マ・ロ・ン!」
ところが、これでも顔を上げません。
様子が変なので、確かめようとしたのか、
パパ猫が近くへ行き、
しゃがんでマロンのマズルを持ち上げて、
「マロン!」
顔を上げ、
呆然と・・・、
しばらく見つめ合って・・・、
もう一度、「マロン」と言うと
やっとわかって・・・、
もう嬉しくて仕方ありません。
お会計もまだですが、
うれションしてもいけませんので、
パパ猫がすかさず、「先に行ってるよー」
外に出たとたん、
路上で溜まるほどのオシッコ。
家に戻ると、
ボルドも待ちわびていました。
心配で仕方が無かったのでしょう、
もうクチやら体やら、
匂いをかぎまくり、口の辺りを舐めて。
離れないように付いて歩いてました。
すぐにゲージ(ハウス)に入れて、
ボルドにしばらく、マロンが手術した事などを
わかるはずも無いのかもしれませんが、
じっくり説明。
わかってくれたのか?
その後しばらくは、ジッとゲージの前で、
マロンの寝顔を見ていました。
この手術は、
ボルドの去勢手術と違い、
マロンに負担をかけていたようなのです。
翌日はあまり食が進まないのか、
ゆっくりと、量も少し残して・・・、
寝てばかりです。
1週間が過ぎる頃には、
体の線も細くなり、
ガリガリちゃんになっちゃってました。
マロンの体を考えて、
少し幼い時期のドライフードに変更、
カロリーも少し多めで、
成長期の栄養素が消化しやすそうなタイプにしました。
お腹は壊していませんでしたので、
ドライフードをフヤかして、
吸収しやすくした状態で与えました。
おかげで、元気が戻ってきました。
抜歯も済み、
いよいよ、
以前から計画していた、
ドックランで2wanを他のwanに慣らす体験を
計画し始めました。
(つづく)
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