カミさんの屋上菜園は休園中です。
*
6月下旬、アメリカ留学中の高3の孫が帰ってきました。闘病中の私を支えてくれた一つが孫の帰国。11か月のアメリカ生活から帰った孫の顔を見るのが楽しみでした。今年初め担当医に私の寿命は6月まで持ちますかと尋ねたら、何ともいえませんとの返事でしたから、嬉しさはひとしおです。
それで緩和ケアに移った食道がんですが、一般的に緩和ケアに移るとがんは元気づき、体力は一気に衰えて終焉をむかえるそうです。それを裏付けるように急に手足は細り、食欲は無く、頭もぼんやりし、背中や腹に痛みも出てきました。ですから、体のあちこちから出る痛みは我慢するのでなく痛み止めを飲むようにして、少しでも一日を快適にすごせるように心がけています。痛み止めは、食後に飲む薬、痛いときに飲む薬、もっと痛いときに飲む麻薬系の薬の三種類で、痛みの度合いに合わせて自分の判断で薬を選んで飲んでいます。
それから体力も衰えて病院通いは大変なので、緩和ケアの一つである訪問診察をお願いしました。医師・看護師が週一度診察に自宅まで来ていただけるもので、その場で処方箋も出していただけるので楽になりました。