という様な事を最近考えてます。
というのは、前サイトで相互リンクいただいてた小説サイト。いずれも消滅もしくは休止状態で、まともに稼働しているサイトが無いのです。
一名は今でも続けてらっしゃる様ですが、Pixivのどこでやってるのか(検索しても見つけられなかったので)見当もつきません。メールアドレスがわからなくなってしまったので、気が向いたときに向こうさんがこれ見て連絡をくれることを期待するし . . . 本文を読む
衝撃波がまるで津波の様に吸血鬼を飲み込んで、周りの調製槽の残骸ごと彼の体を吹き飛ばす。轟音に掻き消されて、悲鳴は聞こえなかった――それにアルカードとしても、戦果を確認するいとまは無い。あの吸血鬼が死んでいようがいまいが関わりなく、まだ敵はほかにもいるのだ。
「このぉっ!」 まだ若い――見た目の話だが――女の吸血鬼が、二本の長剣を両手に持って襲いかかってくる。
アルカードは塵灰滅の剣《Asher . . . 本文を読む
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「おぉあぁぁぁっ!」 外見は二十代半ばに見えるまだ若い噛まれ者《ダンパイア》が、咆哮とともに踏み込んで手にした曲刀を振るう。重い風斬り音とともに肉薄してきた刃が横腹を押しのける様にして軌道を変えられ、床に衝突して火花とともに床に喰い込む。
長剣の刃を踏み折ろうと足を撃ち下ろすいとまは無い――小さく舌打ちを漏らして、アルカードは肩口から仕掛けたタックルで若い吸血鬼の体を吹き飛ばし . . . 本文を読む