KTC 6.3sq ドライバ型ハンドル BD10 | |
クリエーター情報なし | |
京都機械工具 |
長所……早回し作業の際にとにかく役に立つ
短所……もう少しグリップ部分が太くてもいいかな?
最近、仕事で6.3mmのラチェットをよく使います。
以前は仕事場にKo-kenのラチェットセットを箱ごと持ち込んでいたのですが、正直これが邪魔でした。そこでラチェットと8、10、12mmのソケットだけを使う様になりました。
もともとセットは4.5mmとか、自動車整備ではまず使わない様な代物までそろっていたのであまり使いでが無かったのです。
で、持ち帰らずに残したアイテムのひとつがこれでした。
標準的なエクステンションバーと同じ150mmの長さで、後部にはドリブン角、先端にはドライブ角がついており、これ自体にラチェットをかけ、先端にソケットをつけて廻すことが出来ます。要するにドライバー様のグリップがついたエキステンションバーです。
ラチェットとグリップを交互に廻して、迅速に締緩作業が出来ます。
非常に便利な道具で、6.3mmのラチェットが軽く小型で取り回しやすいこともあり、最近ではプーリーのボルトなどを除く12mm以下のボルト相手には6.3mmのラチェットしか使わなくなってしまいました。とっても便利です。
これ自体には欠点らしい欠点はなにも無く、あえて言えば9.5mmに同様の製品が無いことくらいです。わざわざそろえるほどでもないですが、6.3mmの工具をある程度既にお持ちであれば、手持ちに加えて損にはなりません。
コンパクトショートラチェットをお持ちで、かつ6.3mmを持ってないなら――わざわざそろえる意味は無いでしょうね。6.3mmラチェットの利便性を9.5mmに持ち込むためのCSラチェットなわけですし。
ちなみに一緒に写ってるラチェットはトネの6.3mmのラチェットで、コーナンで二千円以下で売ってるものです。何気に72角の小判型ラチェットってあんまりないんですよ。WERAとかスタビレーとかにあるんですけど、あれ高いから。
最近出たトネの72角のラチェットを複合して144角にしたやつ。大谷商店で見てみたけど、買う気になりませんでした。
あんまり軽い工具というのも、強度的に怪しい気がして手を出す気になれないです。
NKCが工具事業から撤退したというのも、そのときに聞きました。
今愛用してるギアレスラチェットが壊れたら、もう補修手段も代用も無いんですよね。大事に使おう。
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