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那須豪雨 22年前のこと・・・

2020-07-08 22:41:09 | 那須の田舎ぐらし

九州地方から始まった記録的な豪雨による水害のニュースが次々と伝えられています。

被災された方々には、お見舞い申し上げます。



こちら、那須高原では午前中は時折本降りの雨でしたが、午後には止み、青空も広がり、久々に夕焼け雲を観ることができました。



過去に那須町でも大きな水害が発生したことを覚えていらっしゃる方も居られると思いますが・・・・・、

それは、今から22年前の平成10年(1998年)の8月末の台風4号によるものでした。

この台風は、日本列島には上陸しなかったものの、栃木県や福島県付近を中心に、記録的な豪雨をもたらしました。

那須町では、8月27日の日降水量は607mm、26日から31日までの期間降水量が1254mm(年間降水量の3分の2)が観測され、土砂崩れや洪水、浸水など広い範囲で被害が発生し、死者3名、行方不明者2名、負傷者は19名でした。

那須連山を水源とする余笹川も氾濫し、国道4号線の橋も流失、破損し、通行不能となってしましました。

地元では、那須豪雨とも呼ばれ、大きな災害として記憶に刻まれています。



私たち家族が、那須町に越して来たのは、この水害の翌年のことでした。

国道4号線には、鉄製の仮設の橋が架けられいて、当時、地元の消防団などで活躍された方々からは、水害の生々しい状況を伺うこともありました(有名な女性演歌歌手の別荘が流されたという話も聞かされました)。


あれから、もう20年以上がたち、水害の歳に生まれた子供達は、もうとっくに成人となってしまっています。

時の経過とともに、忘れ去られてしまうこともあるかも知れませんが・・・、

何時、自分の身に降りかかってきても、最小限の被害でくい止められるように、普段の備えを手抜きせずに行っておきたいものです(地元では、防災訓練は、定期的に行われています)。



雨は、これからもなお予断を許せない状況であり、これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。



<参考HP>

那須町役場>防災・安全>防災対策>那須町の過去の災害


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