墜落機がまだ活躍していた頃、8119という機体番号がくっきりと焼き付いている次の写真(ネガ・フィルムプリント・無修正)は、やっと OJT(実機実務訓練)が終わって一人前となった頃のもので、あまり制服が板についていないような気がする。滅多に開けることがない左側最後尾 L 5ドアの機外に接続された搬入用トラップに立ち、L5でアナウンスを担当していた対馬祐三子アシスタントパーサーに撮っていただいた写真である。同じグループに所属していた私は、初フライトでアナウンスの基本を教えてもらった。彼女は123便の事故で最後のアナウンスをして亡くなった。
●日本国憲法9条 第9条【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】 ① 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、 国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、 国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 ② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、 これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
RENUNCIATION OF WAR Article 9. Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order, the Japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation and the threat or use of force as means of settling international disputes. In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained. The right of belligerency of the state will not be recognized.