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最近は土、日となるとほとんど孫守りをさせられている。今日もまた急に次女から連絡が入り、事情があって孫守をしてほしいと頼まれた。
孫守りは結構疲れるので、一瞬断ろうかと考えたが、やはり孫の顔見たさに負けて結局引き受けることにした。午前中だけの孫守りだったが、家で遊ばせるのもかわいそうなので、今日は電車で須磨浦公園に連れて行くことにした。
電車好きの孫はわずか30分ほどの時間だが、電車に乗れたのがよほど嬉しかったのか車中でずっと笑顔を浮かべながら私に話しかけていた。
そうしてる間に目的地の公園に到着。今日は天気もよく土曜日とあって結構たくさんの人が公園に来ていた。少し空気がヒンヤリしていたが、山の麓から視界いっぱいに広がった海の景色はいつも以上に綺麗に見えて気分を爽快にさせてくれた。
あまり時間がなかったので、今日はロープウエイに乗って山頂には上らず、広い公園の中にある子供の遊び場で孫を自由に遊ばせてあげた。暫く遊ばせた後は、私もせっかく山に来たので、孫と手をつなぎ、ゆっくり公園の周りを散策をしながら、つかの間の野鳥観察をさせてもらった。
面白いのは最近、孫たちが私の野鳥観察についてくるようになってから、要領を覚えてくれてたのか、私がカメラを構えて写真を撮ろうと、ずっと静かにして待ってくれるようになったことだ。そして、最後はいつも「なんの鳥」と私に質問してくるのが孫たちの口癖になったことだ。
まだ6歳の孫が野鳥の名前を覚えるのには、まだ早いようだが、将来できれば野鳥に興味を持ってもらい私と一緒に野鳥観察に出掛けてみたいものだ。
今日の野鳥観察の収穫は少なかったが、春を思わせる青空の下で孫と楽しい時間を一緒に過ごせて、私の気分は大満足であった。