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お見舞い

2010-10-11 22:45:32 | 癌 闘病生活
私が仕事で忙しくなかなかおばさんの元へ行けない中、おばさんの妹である母親は運動がてら病院へお見舞いへ行っているのでした。

母は昨年の春に糖尿を患い、一時は毎日自分でインスリン注射を打たなければいけないほどの重病患者でしたが、入院先での努力のおかげで普段の人とかわらない生活をしてもよいほどまでに回復しました。
その母親が目を覆いたくなるほどおばさんの体調は日増しに悪くなっていきました。

つい先週までは病院のベッドで会話をして、帰る頃にはエレベーターまで見送ってくれたおばさんが、いまではほとんど会話すらできず、1日のほとんどが寝てばかりいるようになったそうです。
余談ですが、昨日、いとこおじさんがお見舞いに来た際におばさんは弱った身体をものともせずに「フリマへ行きたい!」など言ってたそうですが、今朝、母親がおばさんに会った時は半ば意識が朦朧とした状態だったそうです。。

私は以前、重度の障害者の父が亡くなる直前も仕事を理由として父に会うことができませんでした。
父が亡くなったあとはしばらくの間、「なぜあの時に父に会おうとしなかったのか」と後悔ばかりしていました。
今回、私が子供のころからたくさん世話になり心の支えにもなったおばさんの命の炎がいままさに消えかけているのにほおっておけません。

このことを会社の上司に話したところ「最後まで見届けなさい」との了承を得たので、明日の朝におばさんの元へ行ってくることにしました。後悔のないように。。

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