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大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森の春休み1日目~わんぱくトントン+ぶなもりだくさん~

 

はじまりました、今年度最後のキャンプ、

子どもと大人、あわせて18名。黒松内町内や札幌、小樽、倶知安、東京と、各地から集まってくれたメンバーで最初の2泊3日を過ごします。

札幌集合組は、札幌駅で集合後、小樽・きのこ王国(早速丘を登ったりと元気いっぱい)とまわり、黒松内へ。

  

先に到着したみんなで、体育館あそびがはじまりました。

   

みんな揃ったら、はじまりです。
まずは開村式で、キャンプ中のスケジュールや、一緒に活動するスタッフ、そして代々伝わるおきてを確認したら、
準備をして…

  

  

早速 全力雪遊びへ出発!!
ぶなの森自然学校(ぶな森)周辺は、既に雪もだいぶ融けてきているため、
今回の活動場所は、(今年も来ました!)標高の高い、月越峠!
この場所には、とっても大きなミズナラの巨木があります。
荷物をそれぞれ手に持ち、目指せ、ミズナラ!

と、歩いていると、前を歩いていたメンバーが大きな足跡を発見。

   

このサイズの足跡は、熊の足跡に間違いありません。

知り合いの専門家にも足跡の写真を見てもらい確認したところ、
・足跡の様子から、はっきりと意思をもって沢の方(私達と逆の方向)に下りて行っているようだ
・そしてその地域(月越)に生息する熊はこれまでの調査から、人間とうまく距離が取れており、大声をだして人間の存在をアピールさえすればあちらから寄ってくることは無いとされてている
ということが確認できたので、みんなでしっかりと大きな声を出し、足跡とは逆方向で活動を続行することにしました。

なかなか見ることもないものなので、みんなでじっくり観察してみます。
足跡から、体の大きさがリアルに感じられました。
こうして間近で見てみると、他の生き物たちの住んでいる場所で、私達は遊ばせてもらっているんだな、と実感します。



    

熊の足跡を逆方向に歩き始めると、ありました!
他の木と見間違いようも無いほどの、ミズナラの巨木です。
どれぐらい大きいんだろう?
人数もいるので、手を伸ばして何人で囲めるかチェック。
子ども7人が大きく手を広げたぐらいの太さがありました。圧巻!

   

木を見れば、登りたくなる人も多く。するするっと登り、ジャンプ!でもどる。

  

    

そのまわりでは、落とし穴や雪の温泉、いろいろ工事がはじまりました。

   

 

 

今日の雪質では、あっという間に雪玉も大きく。

  

 

少し場所を変え、登れる木を探したり、熊の足跡を進行方向とは逆方向に少し辿ってみたり。

と、大きな穴のあいた木を発見。覗いてみよう。

 

顔より大きい! 

みんなで雪をつめこみ

  

ふさがりました

こちらはミニゆきだるま。

少し目を離したら、いつのまにか大きく。

 

雪に埋もれても

みたり。

  

雪の上でプロレスしたり。

そしてやっぱり登りたい、木。

    

   

とっても良い尻滑り場も発見!

ソリいらずで、とてもよく滑ります。新たなコースを開拓したり、滑り方を変えてみたり。滑る、すべる、スベル!

    

   

  

そして、滑った分だけ、坂をのぼります…!

可愛い植物や、良い感じのツルがあったので、リースもつくってみました。材料が豊富!

  

時間いっぱいあそびました。
最後にジェット校長から、もしも、もしも野生の熊に遭遇したときに、できることのお話しがありました。
(実際にはとても難しいかもしれなくとも)声を出したりして騒いだりはせずに、なるべくみんなが大きな1つの生き物に見えるように固まり、熊が自ら離れていくようにする。
一度練習してみました。

 

日も落ちてきますので、ミズナラにお別れをし、帰路へ。
荷物満載のソリも、運んでくれました。有難い。

  

さて、戻りの車中から話題になっていた、お待ちかねの夜ご飯!
キッチンまりこで、マダムまりこの夕ご飯をいただきます。

   

食器の洗い方もふったと確認し(今回のキャンプから、環境にやさしい洗剤を取り入れました)、

まずは新聞紙で油分をとるところからみんなで自分の食器をきれいにします。

 

さて、ごちそうさまのあとは、体育館で全員あそびの時間。
今回は、かつての参加者で、社会人になった今もぶな森のキャンプにボランティアに来てくれているちーちゃんが、
自分が参加者のときにやって楽しかったゲームを、みんなでやってみたい!
ということで、ちーちゃんがゲームを紹介してくれました。

まずは、はじめまして同士の人もたくさんいるので、
「サインあつめ」ゲーム。ルールはシンプル。じゃんけんで勝った人が負けた人からサインをもらえ、制限時間内にどれだけ多くのサインを集められるか。
やってみると、シンプルながらも、サインの書き方にも個性がでたのがおもしろい。最高記録は、3分間でサイン9個でした。

   

お次は、「ご対面」というゲーム。
ふったチームとおがっちチームにわかれ、それぞれ自分のチームの代表者を決め、お互いが相手チームの代表者を当てます。
毛布ごしに繰り広げられる情報収集や偽情報をわざと聞かせたり、というやりとりがおもしろいゲームでした。

   

     

最後は、「ONちゃんちょーだい」鬼ごっこ。
増え鬼とほぼ一緒ですが、ONちゃんを手にしている人はバリア状態になれる、ということで、いろんなところで「ONちゃんちょうだい!!!」といいながら、増え続ける鬼から逃げまくる、というアツイいゲームでした。

   

ルールをいろいろと変えながら何回戦か重ねるうちに、子どもからもゲームの提案が。
「キング オブ ONちゃんを守れ!(仮)」
発案者からルール説明をしてもらいながら、周りのみんなも一緒にルールを作り上げていきました。
一度やってみよう!ということで、大人に動きの制限をつけて、2回戦。



  

大人もやりたい!!ということで、ルールを更に調整し、作戦会議。
おがっちチーム、円陣を組んで士気を高めています。

 

それを見たふったチームも、負けじとみんなで掛け声をあげ、準備万端!

  

お互いのチームが、攻めて攻められ、守って守られ、長い攻防の結果、

 

僅かな隙をついて、ONちゃん奪取!!

最後の最後でつかまってしまい、勝負はドローに。
30分ぐらい~と考えていたみんなであそぶ時間が、結局活動時間を目一杯使いまるっと1時間半ほどみんなで体育館で動き回りました。

寝る準備をしたら、これからの時間は静かにあそび、9時半の完全消灯時間になる前には、みんな寝る部屋に入っていました。

まだ初日ですが、早速みんなで全開であそんでいます。
森の雪遊びでは、自然の生き物との近さを感じたり。
木登りに挑戦し、自分のやってみたい気持ちや、恐怖心とも向き合ってみたり。
体育館では、ルールを、みんなでほぼ一から考え、遊んでいく過程で遊びやすいやりかたに調整していったり。
と、私達としてもたくさんの驚きや発見のあった一日目でした。

明日は、日帰り参加のメンバーも加え、トントンかちかちな一日。
どんな日になるか、今から楽しみです。

明日に備え、今日はおやすみなさい。

(ちこ こと 大類幸子)

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