大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

最終日

2010-03-31 20:45:36 | 09春
5泊6日の春の長期キャンプ最終日となりました。
6時半に起床し、帰るための荷物の整理や学校掃除にとりかかりました。
さすがに6日分の荷物はかばんもコンテナもいっぱいいっぱいで
大変な様子でしたが、なんとか無事終了。
そのあとは閉村式となりました。



たかぎぃから修了書を一人ひとり手渡しでもらいました。
なんだかみんな誇らしげな表情です。
6日間のふりかえりや感想発表のあとには
なんと子どもたちからサプライズ!

 



今回でぶな森を卒業するまむ、いなり、ブルによせがきがプレゼントされました!
素敵な似顔絵つきで心のこもったプレゼントに3人もとてもうれしそうでした!

  

最後にぶなの森自然学校の校歌を歌い、
恒例の三本締めで締めくくりました。

あっという間ではありますが、
とても中身の濃い5泊6日となりました。
初めてのことばかりで、
不安だったこともあったと思います。
でも、となりに仲間がいたから、
いろいろなことに挑戦したり、
展開して遊ぶことができたこともあったと思います。
きっと思い出に残っていることはそれぞれ違うと思いますが、
それぞれの形でみなさんの心に残っていくことでしょう。

次に会うときは
みんな一つ上の学年に上がり、
お兄さん、お姉さんとなっているのでしょうね!
また会えるのを楽しみに待っています!


子どもプランから帰ってきました。

2010-03-30 23:42:05 | 09春
トレステチームは名のとおりのプランを実行してきました!

町民センター体育館でトレーニング
黒松内駅の階段でトレーニング
  

黒松内駅から電車に乗り込み、熱郛駅でステーションビバーク(駅野宿)
  

朝から自然公園の雪原でトレーニング
走れ!腹筋も鍛えろ!
 

メンバーのやりたいことが1泊2日の子どもプランになった活動でした。

駅のビバークは相当寒かったようです。
冬装備の重要性を体感したでしょう。

そして、トレーニング続きの1泊2日で
体のあちこちを痛めている大人もいるようでした。
しかし、子どもたちはピンピンして帰ってきました!

* * *

開拓ハウス劇的!?ビフォアアフターチームは
物置状態の納屋を片付けることからはじまりました。

・・・その前に、納屋へアプローチするための除雪からはじまりました。
そして、納屋の中の危険なところチェック!
  

古い道具をたくさん発見!とうみもありました。
たくさんあった道具たちも2階に片付けたり、掃除をしたりで
すっかり綺麗な土間となりました。
 

夜は綺麗になった土間にライトをつけて室内夕飯。
さすがに、まだみんなで寝られる状態ではなかったので
学校テント広場にある裏小屋に寝ました。
  

1泊2日のプランの食事は全部焚き火で賄いました。
みんなで火を囲んで、ピザを焼いたり、棒パンを焼いたり、、、
焚き火料理が並びました。
 

1泊2日の中では、なかなか劇的!?には変化しませんでしたが
焚き火料理とすっきりした土間にみんな満足気でした!

* * *

とりにく×とりにく(鶏肉とりにいく)チームは
道中、日本海で休憩をとり、せたなのモリガキ農園へ

コケッツをもらうためには働かねばならぬので、
まずは、寝床の確保でビバーク準備&テント設営でした。
その後、7羽いただく鶏のうち1羽を絞めて今晩の食材としました。
NTMがさばくのに挑戦しました。


それぞれのお手伝いを済ませると、
今度は104匹の鶏を別の部屋に大移動するお手伝い。
徐々に、みんなの鶏つかまえが上手になりました。
夕食も森垣家と一緒に準備して総勢18名でいただきました。


朝は6時起床。ビバーク組も大成功でした。
テント撤収後は卵磨き、卵集め、餌やり、食事準備片付けなど
いつもの「面倒くさい」も聞かれず、みんな一生懸命に
森垣さんに習いながらやっていました。


働いた後の朝食は、もちろん卵かけごはん。
レモンイエローの新鮮卵でたっぷりとエネルギーを補充しました。


そして、お約束のコケッツ6羽をダンボールに入れて、
車で帰ってきました。
到着すると、さっそくみんなでコケッツ小屋に離しました。
が、新旧対決をしていました。
その様子にみんな心配そうでしたが、これも動物界のルールですね。


働くことの楽しさ、大家族で食事をするときに自己主張が大切なこと
様々な気づきがあったようです。

* * *

最後の夜は子どもたち手作りのさよならパーティでした。

まずは、4チームに分かれて準備しました。

エンターテイメントチームはみんなが楽しめるゲームや
春の長期キャンプを振り返るスライドを考えました。


会場作りチームは机やイスを運んだり、
会場を楽しげに飾り付けしてくれました。


BIG料理チームはロング巻き寿司、巨大たこ焼きの準備


創作料理チームは6種類の創作デザートを創りました。


それぞれのチームが準備を終えると、
みんなで1列に並んで、巨大巻き寿司を「せーの!」で巻きました。
ちょっと具がはみ出していたり、ゆがんでいたりしたけれど、
4m90cmのおいしい巻き寿司ができました☆☆☆


ホームステイした家族をご招待し、
ホームステイの紹介やゲームで交流を深めることが出来ました。
受入をしてくださったご家族、みなさん、この機会を喜んでくださいました。
  
 
   


最後の夜は、あっという間に過ぎてしまいました。
明日は春の長期キャンプ最終日。
みんながいい顔をして帰路につけるような1日にしたいです。

まむ






子どもプランスタート☆

2010-03-29 12:41:11 | 09春
①開拓ハウス劇的ビフォアアフター
まり子さんに食材を交渉して、今日の夕食と明日の朝食を考えます。
たき火を使って料理をする計画のようです。


開拓ハウスの納屋まわりの除雪や
納屋の中や2階をかたづけて
学校裏の小屋に宿泊し
明日はリフォーム計画を実行!

メンバーは
いなり、ブル、トトロ、のどか
ひかる、かいと、そうた、こてつ、みゆ、はる、やましょう、ゆうと、あかんちー、ちーちゃん、こういち

②とりにく×とりにく
せたなのモリガキ農園にコケッツをもらいにいきますが、
夜はテント泊&ビバークなので、装備をつみこみます。
 

そして、6羽のコケッツを迎え入れるために
鶏小屋を掃除して、新しくワラやモミガラを敷きました。


モリガキ農園ではみんなで卵磨きや鶏の部屋移動などを手伝いながら
大家族の一員になって食事をともにします。
帰ってきたら、コケッツが10羽になります!

メンバーは
まむ、ぴかちゅー
かいり、こうじ、れいこ、なつ、はるか、いぶ、なつみ

③トレステ
とにかくトレーニングをしながら夜は無人駅にビバークするために、
装備を整えます。装備をのせた大ソリもトレーニング材料になるとか。


昼食前に、自然学校の体育館で第一弾のトレーニング開始!
本気でした!ガチでした。
みんな一生懸命走り、飛び跳ねていました。
どこまで体力がもつか、ムキムキになって帰ってくるか!?
・・・楽しみですねぇ。
 

町民体育館や自然の家の丘が次のトレーニング地のようです。

メンバーは
ジョイ、のびー、こうどぅ、しおり
たっきー、たかちゃん、たくみつ、たけちゃん、あや


みんな おかえり!

2010-03-28 21:30:09 | 09春
ホームステイ先からみんな元気に帰ってきました。
どの家でもたくさんご馳走をいただいたようで
心もお腹も満腹といった様子。

でも、学校に着くと、見慣れた顔がたくさんあって
気心がしれた仲間もいて
やっぱり安心したのか、元気が増していました。

スノーモービルに乗せてもらった とか
野生のタヌキをみた とか
牛の角でペンダントを作った とか・・・
自慢話があちこちで聞かれました。

    

子どもの頃に親戚や友人の家以外のお家に泊まるなんて
ほとんど出来ない経験でしょう。
一つ、出会いと経験が増えたね!

* * *

午後からは、添別ブナ林へでかけました。
ソリや雪遊び道具を担いで森へ入っていきました。
たくさんの魅力的な斜面にみんな早く滑りたいようでした。
 

4チーム対抗でいくつか雪中ゲームもしました。
どのチームがでっかい雪だるまをつくれるか競争、
陣取り合戦やひおこし競争などをしました。
 

そして、森の遊び場に到着すると
ソリすべりやかまくら作りなど、
それぞれがやりたいあそびを展開しました。
  

昨日よりもみんなの距離がグンと縮んだ1日でした。

* * *

夜は明日から1泊2日の子どもプランの村会議。
3つのグループができました。

・トレステ(トレーニング&ステーションビバークの略)
町内の体育館めぐりをしてとにかく体を鍛える。夜は駅にビバークします
・とりにく×とりにく
ぶなの森自然学校のコケッツを増やすため、鶏をもらいに瀬棚に行きます
・開拓ハウス劇的ビフォアアフター
自然学校の敷地内にある戦後開拓の家の納屋をすてき空間にします。

明日の朝から準備を進め、それぞれのグループで出発なので
明後日のご報告をお楽しみに!

まむ  

春なのに冬長期のようなお天気でした

2010-03-27 19:56:19 | 09春
最近、恒例になっている朝のお仕事から1日が始まりました。
犬や鶏・ウサギのお世話に外へいく子や
「何でも働き隊」と称し、装備準備や料理のお手伝いをする子
朝から わらわら としていました。



しっかりとキッチンまりこの朝ごはんをいただいて、
午前中は全開雪遊びでした。場所は・・・

みんなにぜひみせたい木、遊びたい場所がありました。
おととい下見にでかけ、「やっぱり ここはいい! 楽しい!」と
改めて確信しました。

その場所は、月越峠の森の中の
ある谷と 森の主と思わせる大きな大きなミズナラの大木

なので、朝食後から
雪遊びの格好を万全に整え、いざ、出発!
すると・・・「吹雪のため通行止め」の掲示がでてるではありませんか。
昨日まで開いていたのに!

路面はツルツルで
あちこちに吹き溜まりができるような荒天だったので、
通行止めのゲートの前で残念ながらUターン。

第2予定地の寿都スキー場であそぶことにしました。
こちらの熱い気持ちとは裏腹に
子どもたちはすんなりとスキー場で遊ぶことを受け入れていました。

目の前に広がる貸し切りのソリすべりにはもってこいの斜面に
みんなソリを片手に登り始めました。

固雪の上に新雪が降り積もり、よく滑るけど、危なくない
絶好のコンディションでした。

ソリに正座で超ロングコースをただひたすらにすべり降りる子
チューブで雪煙をまといながら、すべり降りる子
スケルトンスタイルですべり降りる子

  

急斜面ですが、とにかく頂上まで登りつめて
尻すべりで いっきにすべり降りる子

  

かまくら作りやスタッフ埋め!?やおにごっこも。

  

様々なあそびが展開されました。


温泉に入り、体を温めて、学校に帰ると
次は早くもホームステイの準備でした。
村会議でホームステイ先が発表されました。
発表されても、とにかく行かなければどんなお家かわからないので
子どもたちの表情は 緊張とも無心ともとれるような表情でした。

今は、すでに8軒のお家に分かれてホームステイしています。
もう、夕食も食べ終わった頃かな。どんな夜を過ごしているでしょうか?
明日どんな表情で帰ってくるでしょうか?
楽しみに、朝11時にお迎えに行ってきます。

まむ











09ぶなの森の春休み 開村!!

2010-03-27 00:22:09 | 09春
今年度最後の黒松内ぶなの森自然学校の事業
黒松内子ども長期自然体験村 ぶなの森の春休みが始まりました。

今回は参加者23名で賑やかなキャンプになりそうです。
小3も多く、中学生も多く、
スタッフも高校生から50代までが集い
5泊6日をかけて、
ぶな森ならではの大家族になっていきたいと思います。

札幌から2台のワゴン車送迎も無事に到着しました。
札幌の春めいた陽気が嘘のような
雪が降り積もった黒松内の晩です。

開村式ではそれぞれに自己紹介をし、
体を動かすゲームで徐々に距離を縮めました。

キッチンまり子の夕食をいただき、
夜の村会議(みんなで何をやるか決める時間)の頃には
すっかり緊張もほぐれ、
元気いっぱいで遊びたい!オーラ満載になっていました。

みんなのアイディアで全員ドッヂボールでひと汗かきました。
中学生の玉の速さにも尊敬のまなざしでしたが、
小3のTKYの粘り強さにみんなびっくり!

これから長期村の中で、
そんな それぞれの個性が光る瞬間をどんどん作っていきたいです。
でも、そんな瞬間は作らずとも、それぞれが魅せてくれることでしょう!

まむ