ついにむかえた、スキー&雪遊び満喫キャンプ、最終日の朝です。
昨日はほぼ丸っと一日スキーをしていましたが、朝から元気なみなさん。
朝仕事では、今回初のお目見えとなったにわとりのコケッツのお世話と…
初日の雪遊び中に出現した、雪像コケッツのたまごの山の”お片付け”。じゃんけんで、踏んでけっての”お片付け”役を決めていました。
最後の朝ご飯は、
おから、菜の花、鶏のささみ、納豆オクラに揚げとネギのお味噌汁。
そしてデザートの(ペン)パイナッポーアッポーです。
3分間トークは、昨年北海道ローカル番組にテレビ出演を果たしたちこから収録の様子について。
テレビ番組をつくるのも大変なんだなあ…!
さて、最後の朝は、みんなで雪遊びを満喫!
冬期閉鎖中の黒松内町のオートキャンプ場、ルピックを使わせていただきました。
ここは、ぶな森スタッフ一押しの良い感じの傾斜があり、
みんなもソリやスライダーで滑りまくる!良い表情してます!
自然学校周辺よりも少し多めな雪を掘ったり
埋めたり
さらに埋めたり
デザートもみんなで作ってしまおう!ということで、アイスボールでアイスクリームづくり!
黒松内町内の酪農家さんの新鮮な牛乳がたっぷり入っています。
もう1味は、ふった特製、ぶな森の裏にはえている桑の実でつくった桑の実ソースを使った桑の実アイス。
雪は魔法の粉と混ぜ、冷え冷えになったところを温度もチェック。
材料と雪をつめたら、あとは中身を混ぜるだけ。ふったり、投げたり、転がしたり…
みんなでつくったアイスは、お昼ご飯のデザートに!
最後に、黒松内のブナを中心とした自然や歴史について紹介している町の施設、ブナセンターへ。
ブナ材でできたオルガンを回させていただきました。
ぶな森に戻り、キッチンまりこでみんなで食べる最後のごはんです。
元気にいただきます!
お昼はペペロンチーノ、サラダ、ビーツのミネストローネ、みかん、そしてデザートにはみんなでつくったミルク&桑の実アイス!
3分間トークは、冬休みでマレーシアに行っていたふったから。
旅は楽しい!ということはもちろんですが、
今回ふったが感じたのが、旅行者が増える分だけ増えているゴミの問題。
他の国に旅行にいって、楽しんで、ゴミを出すだけだして、自分は国へ帰って、ゴミはその国に置き去りで、埋め立てられたり…
旅行が大好きなふったですが、せめてお世話になった国に迷惑をなるべくかけないような旅行をしたい、と考えさせられたそう。
やっぱり旅行は楽しい!ので、できる限りみんなが気持ちの良いようにしたいですね!
ボーボーからもありましたが、
日本の人口は、世界の人口の約1/60なのに、
プラスチックごみの排出量はワースト2だという事実。
地球に、自然に、もっと優しくなろう!
といってもなかなか自分事として考えるのは難しい。
ぶな森をや、その他多くの自然学校では、まずは参加してくれるみなさんに、自然を楽しんでもらうお手伝いがしたい。
それが、みんながゴミ問題やその他環境問題などにも興味をもってもらうきっかけになればいいな…
なんて思いながら、キャンプをしています。
と、いろいろとアツい想いも語られたお昼ご飯のあとは、
まずは自分の食器洗い。
ぶな森のキャンプでは、自分が使った食器は自分で洗ってもらっています。
その後は、自分の荷物を整理整頓し、荷造り。
自分たちの寝泊まりした部屋や、キャンプ中に使った部屋やトイレもきれいにしてくれました。
最後は、みんなで閉村式です。
4日間の振り返りの動画を見ても、初日や2日目の出来事が、もっと前のことのよう。
校長のジェットからは、みんながもつ力、(夢をみる力…などなど、みんなには力がたくさん!)についてのお話。
そして、写真つきの修了証が手渡されました。
最後は、少しの自由時間のあと、別れを惜しみながら、それぞれのお家へ。
無事、キャンプの終了となりました。
今回は、昨年20周年をむかえたぶなの森自然学校の歴史の中でも、
初の試みとなったスキーキャンプということで、スタッフもわくわくドキドキ。
毎年夏に来てくれているディレクター、普段は富士山の麓にいるBoh2(ボーボー)が、
冬の姿、スキーインストラクターとしてキャンプができないかな…と長年ジェットやBoh2があたためてきた企画がついに実現しました。
普段とちょっと違う、でもやっぱりぶな森らしいキャンプに、なったかな…?
この初の試みに、リピーターの方や、町内の方、そして初めて来てくれた方など、
ご参加くださったみなさまのおかげで、私達スタッフも素晴らしい時間を過ごすことができました。
閉村式の際、来年もやって!!という声がみんなから出たことがとても嬉しく。
行きたい!と思ってくれたみんな。そして、新年早々にもかかわらず快く送り出してくださった保護者の方々に感謝です。
記録的な雪の少なさのなかでも遊びきりましたが、
冬はまだまだ続きますので、冬ならではの楽しいことを、引き続き楽しんでもらえたら良いなと願っております。
またいつでもぶな森でお待ちしています!
(ちこ こと 大類幸子)