大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

5日目

2009-03-30 23:33:37 | 08 春
早いものでもう5日目です。

今日は昨日に引き続き・・・午前中は
○○橋、コケッツランド、トドマツテラス、
バードテーブル、自給自足の5チームが活動しました。

○○橋は
昨日から着手している電柱3本の縦引き
に悪戦苦闘するも、無事にわれました。
しかし、未だ橋はかからず。
しかし、強い橋がかかるのもそう遠くはないでしょう!
その足がかりを作ってくれました。



コケッツランドは
冬の間中小屋の中で暮らしていたコケッツに
のびのびと安心して草をついばめる、走り回れる
スペースを与えてあげていました。



トドマツテラスは
目標の3段目を達成!
女の子グループでしたが、みごとにノコギリと金づちを
使いこなしました。



バードテーブルは
園庭に1つのテーブルと2つの巣箱を設置しました。
どんな野鳥が自然学校を訪れてくれるか楽しみです。



自給自足は
1日目に堆肥場が完成したので、
今日は学校で一番人が出入りする暖かい事務所で
苗作りのための種植えをしました。
新年度のやんちゃっこ農園の収穫が楽しみです。



午後は、子どもたちと企画するパーティの準備をしました。
それぞれにパーティを楽しくする仕掛け作りに
一生懸命になっていました。

パーティはおいしいお料理に自己紹介、クイズ、
スライド、プレゼントと盛りだくさんで
交流も深まり大成功でした。



間村

4日目の夜

2009-03-30 15:43:13 | 08 春
たーぼです。

昨夜、中学生数名と小学生のSYO、
高校生ボランティアから「ビバーク(野宿)がしたい!」との
要望があり、急きょ、自然学校のすぐ裏で
ビバークをしてきました。

実はイエティくらぶでも希望者がいれば
たまにやっているのですが
夜の黒松内は、昼間とはまた違って
いい雰囲気です。

昨夜は最高の夜空で、
はっきりと見えるはずの北斗七星が
周りにある星に紛れて、
どこにあるのか、一瞬わからなくなるぐらい
たくさんの星が見えていました。

そんな星空のもと、
焚き火をともして、
普段の生活の話や色々な話をみんなでしました。
この焚き火のために用意してきたであろう
マシュマロやするめが
よりいっそう、会話を深めてくれていました。



「大人になったら黒松内に住みたいなぁ」
という声も聞こえてきました。


寝るときは寝袋を二重にして
ブルーシートにくるまって、
朝まで熟睡だったようです。


黒松内ぶなの森自然学校 鈴木剛充

4日目

2009-03-30 00:47:46 | 08 春
たーぼです。

朝、子どもたちを迎えに行くと
「帰りたくない~」との声。
ずいぶんと、いろいろと良くして頂いていたようで、
楽しかったぁ!
という顔をしていました。

話を聞いても、
昨日の夜はドラマを見ながら
みんなでおしゃべりをして
朝からはあんなことをして
こんなことをしてと
みんな本当に楽しかったようでした。

子どもたちが楽しそうに
外で会ったことを説明してくれるのって
楽しいですね。


さて、午後からは「自然学校改装プロジェクト」が開始されました。
自然学校の校舎で
5グループに分かれて
もっと楽しい場所になるように
自然学校を改装しました。

①トドマツテラス



昨年の夏にミナさんとあにぃによって作られた
トドマツテラス
(トドマツの木が植わっているところに木を通して
 おしゃれなテラスにしたもの)を
冬の間、はずしていたので、
それをまた取り付けるという作業です。

同じものを作っても面白くないということで
ちょっと変えたものを計画しました。

今のところ作業自体は3分の1ほど終了して、
3段あるテラスの2段目がほぼ完成しました。

明日は3段目を完成させたいと思います。
ちなみにメンバーは
SAY、KOH、MYU、HNK、AKCの5人の女の子です。

(たーぼ)

②コケッツランド



コケッツ(雌鶏4羽)が自然学校にやってきて、ちょうど一年が立ちました。
暖かい時期は新鮮でおいしい卵を産んでくれます。
最近のコケッツを見ていると外に出たい!という気持ちが伝わってきます。
・・・ところが夏に一度キツネに襲われたことがあるので、野放しにはできない!
ということで、昨年コケッツランドを作りました。

冬期間は撤去していたのですが、
また出してあげたいので、「コケッツランドプロジェクト」を開始!
作るものは
・砂浴びができる砂場
・卵が産める巣箱
・餌置場
・木の剪定
・柵
です。

「砂場の砂は海の砂を持ってきて使用。」
「巣箱は壁と屋根をつけ、敷き藁をしいて、卵を産みやすい空間にする。」
「木で通れなくなっているところがあるので、剪定し、私たちも入りやすい空間にする。」
「餌置き場はカラスに食べられないように工夫をする。」

という計画のもと作業開始。
のこぎりで切ったり、釘を打ったり、砂や資材を運ぶなどの力仕事・・・
メンバーでアイディアを出しながら、作業を行いました。。
メンバーは
子ども YMS、IBU、NTM、KIR、
スタッフ ごっつあん、みどり、ジョイ。

明日はキツネなどの動物が入ってこないような柵を設置しようと思います。
コケッツが外に出られるのも、あと少し!

(ジョイ)


③○○橋



学校のグラウンドと研修所をつなぐ橋がかなり古くなっていました。
そこで新たに橋を架けかえる「○○橋」プロジェクト開始!
最後にみんなで橋の名前を考えようと思います。

「ハードになる」とプレゼンしたにも関わらず、モチベーションの高い子どもたちが集まりました。
メンバーは TKM2、TAK、SSN、SKP、RYT、AIK、NAT、KEIの8名に、スタッフのこうどぅです。

まずは現地調査をして橋のイメージをみんなで決めました。
材料は自然学校のすぐそばのNDAさんから「どれでも好きなの持って行きなさい」と
ご好意に甘えて大きな丸太(昔の電柱)をいただきました。
丸太をリヤカーにのせて、みんなで押しながら運びます。ほんの100mが遠い~。
学校について一休みしてから、いよいよ材料の切り出し。
大きな丸太にまたがって押さえる子、交替でのこを引く子など、みんなで分担しました。
しかしとにかく太い!数cmのこを引くのも大仕事です。

明日は丸太を縦に割って完成を目指します。
がんばるぞ!!

(おーさか)


④巣箱&バードテーブル作り



自然学校の周りには季節ごとに様々な鳥がやってきます。
そんな鳥たちをもっと身近に感じてみたいと巣箱とエサ台
を作ることにしました。

メンバーはSNO、NDK、HRK、CHKの4名に
とらとバンビが加わりました。

まずはは板に設計図を描いて、ノコギリでギコギコと引き出し、
パーツ造りをしました。ノコギリで真っすぐ切るのって難しいね・・・。

そんな中、真っすぐ切れて喜んだり、曲がってショック!だったりと
ワイワイ言いながらパーツを切り出して早速組立。
エサ台、巣箱共に順調に進んでいます。

明日は、巣箱とエサ台に屋根を取り付けて、それぞれ設置したいと
思います。

みんなで作った巣箱&エサ台、鳥たちが気に入ってくれるといいね!!

(バンビ)

⑤自然学校自給自足プロジェクト



自然学校に循環を生み出そう!
生ゴミや動物たちの糞をたい肥に!
そして、来年の苗作りをしよう!

と、IDU・YUT・KMA・KME・MMUが集結
1日目の本日は
学校裏の畑の横に杭を打ち、板を張り
囲いのある堆肥場を作りました。
生ゴミを入れるコンポスターも設置
「今年」「昨年」「生ゴミ」の看板を立てました。
循環していい土ができますように。

(まむ)

明日も各グループ引き続きの作業となりそうです。
天気予報では午前中はみぞれ。
少しでもいい天気になりますように!!


3日目

2009-03-28 20:03:01 | 08 春
先ほど、各2~3人のグループに分かれて
1日ホームステイ先に子どもたちを
連れて行ってきました。

どのご家庭も暖かく子どもたちを迎え入れてくれました。
子どもたちもちょっと緊張気味でしたが、
今頃どんな時間をすごしているのかなぁ

明日迎えに行くのが楽しみです。
子どもたちからどんな話がきけるかな?



さて、時間は戻って、
今日の朝は7時からの朝プログラムから
1日がスタートしました。

朝から子どもたちがそれこそ「わらわら」と
外に出て、「わらわら」といろいろなことを
やっている空間です。


のこぎりでギコギコと
オンコの木の剪定をしている高学年の男の子、
その横で、マナスル(灯油コンロ)を使って、
紅茶を沸かしている男の子、
グラッチェと一緒に神社に行っている子もいれば、
ドンガラやコケッツに餌や水をあげている子たちと
それぞれが朝の自然学校の仕事をしていました。


朝食を食べ、おにぎりを作ると
昨日の村会議で決めた遊びの準備に取り掛かりました。

雪山に行くチームは
YMSを中心に、大きなソリや焚き火の準備、
グラッチェと一緒に行く準備を整え
出発しました。

グラッチェが途中脱走するという
トラブルもありましたが、
焚き火をしてまったりしたあとは
雪合戦で大盛り上がりし、
木登り、かくれんぼ
と昨日の疲れもなんのそのといった感じで
今日も思いっきり雪あそびを楽しんできました。
(たーぼ)
  

雪像作りチームは

冬のうちに作った雪山を削って巨大雪像を作ろう!と
夢はでっかくもちましたが、
メンバーが2名だったので、
確実に一つは作ろうと、四角い雪の塊をつくり 
ぶな森の新メンバーとなった うさぎ を作ることにしました。
無事完成し、みんなに何の雪像だと思う?と聞くと
トーマス、猫バス、建物・・・と色々とでてきました。
雪像、奥が深いです。(まむ)

石窯ピザチームは
自然学校に新たに登場し、何回かブログにも
登場している石窯!

これを使ってみたいと集まったメンバーは
一見すると「まったり系」に見えますが、
そこは、ハードリピーターや学年が高いメンバー
前日夜の話し合いを見ていたスタッフの心配もよそに
テキパキと石窯に火を入れる人、生地を作る人、
トマトソースを作る人など分かれて作業しました。

    

石窯に火を入れて待つこと2時間・・・・
「石窯で焼けるよ~」との声に待ちに待った窯入れ!
投入されたピザは5分も立たずに熱々に。

  



焼きたての石窯ピザを食べてちょっと幸せな午後を
過ごしたチームでした。 <バンビ>

野球チームは

雪がとけぐちゃぐちゃのグラウンドで
おもいっきり野球を楽しみました。
最初は少なかったメンバーも
徐々に増えて 仮想 韓国対日本で盛り上がりました。
グラウンドにある大きな雪山が
1-2塁間に横たわっているため、
雪山を越えて走塁しないといけません。
すべったころんだの野球となりました!

焚き火&燻製チームは

燻製&焚き火&雪中クッキングで
野外料理を満喫しました。
燻製はタラと卵
焚き火では棒まきパン&飯ごうパン
雪の中ではアイスクリーム
うまくできるかわからない中での挑戦でしたが、
どれもおいしく食べることができました。
・・・アイスはココアジュースのようでした。。。




2日目

2009-03-27 23:05:22 | 08 春
たーぼです。


今日はニセコに行って、
思いっきり雪あそびを楽しんできました!

雪の上を走りまわって雪合戦をしたり、
坂を何回も上ってソリすべりをしたので、
おかげで私のお尻から太ももまで、
乳酸がたまってパンパンです。



さて、今日は朝ごはんを食べたあと
「朝のプログラム」を決める村会議からスタートしました。

「朝プログラム」とは、
自然学校の生活に必要なお仕事を
ここで生活する仲間として
みんなで分担して
楽しくやっていこう!というテーマのもと
毎朝、7時~8時に
ヤギのお世話やニワトリのお世話、
グラッチェの散歩などを
みんなでやっています。

その分担を決める会議を行いました。

子どもたちにも何か自分のしたいことがあったら、
それが「誰かの役に立つこと」なら
なんでもいいよ。
と前日に降っておいたのですが、
なかなか難しいようで、
朝は出てきませんでした。

そこで、私が考えた今回の朝プロは
いつもどおり、ドンとガラのお世話に
コケッツのお世話に
今回は新しく、
校庭にある歴史あるオンコの木の剪定。
雪がこい外しやヤギ小屋に敷く藁を貰いに行ったり
ちょっとした看板を直したりする
「田舎で役立ち隊」。
グラッチェを連れて裏の熊野神社までお散歩。

私の提案でこの4つの担当者を決めたのですが
夜になって、

「マナスル(歴史ある灯油コンロ)を使って
    毎朝みんなにミルクティをふるまいたい」
というとてもナイスなお仕事も登場しました。



少しずつですが、自分達でやりたいことを出しあって
決めていくことが浸透しつつあります。


明日はいよいよ地域の方のお宅に一泊する
1Dayホームステイがはじまります。


黒松内ぶなの森自然学校 鈴木剛充



1日目

2009-03-26 23:21:02 | 08 春
たーぼです

1日目がいよいよスタートしました。

小学校6年生以上が半分以上いて、
かなりのリピーターが多いので
同窓会のような雰囲気もあるキャンプです。
高校生ボランティアも
昔来ていたベテランのKOM、KOD、SAYです。

新しい顔、懐かしい顔、
どちらにも出会えて、
とてもうれしい1日でした。


さて、今日は15:45に全員自然学校に集合し
始まりはいつものように
「開村式」からスタートしました。

今回は、黒松内町の佐藤副町長が
来賓としてお越しいただき
長期村のみんなへ
応援のメッセージをいただきました。
佐藤副町長、本当にありがとうございました。



さて、その後は懐かしの
「全員オニ」や「ごたいめん」という
ゲームをしてもりあがりました。



夜は今回のメインイベントである
村会議の第1回目がおこなわれました。

明日、ニセコで何をするかを
まずは話し合いました。

ニセコの説明をバンビ&SNOにしてもらって
みんなのイメーを膨らませてから、
会議はスタート。


かまくら作り、雪合戦、すべり台、
Sケン、アイス作り、雪中サッカーなどなど

楽しそうな遊びがたくさん上がりました。
帰りは勿論、五色沼温泉郷の雪秩父。
泥パックが楽しめます。


明日の天気は「雪のち曇り」
どんな一日になるのか楽しみです。


黒松内ぶなの森自然学校 鈴木剛充


明日より春長期が始まります!

2009-03-25 23:00:47 | 08 春
たーぼです。

いよいよ明日より、春の長期自然体験村が
スタートします。

今回のメンバーは
子ども25名、大人16名
計41名の大所帯となっております。

子どもたちは、
久しぶりに会えるリピーターの子たちが多く、
名簿を見ているだけで
ちょっとニヤッとしてしまいます。

そこに初参加の子たちを巻き込みながら
楽しい空間を作っていきたいです。

一方大人は15名中
高校生ボランティア3名に学生3名と
かなりフレッシュな感じです。

若いエネルギーで
どんどん子どもたちを引っ張っていってほしいです。


そんな41人とヤギ2頭、ウサギ2羽、犬1匹
水生生物数匹、ニワトリ4羽が
ぶなの森自然学校を舞台に
5泊6日「わらわら」と、
楽しい時間を過ごしていきたいと
思います。


ご声援よろしくお願いいたします。


それと将来、農山漁村で活躍したい若者たちが
黒松内だより にて
今日から情報発信を始めました。
もちろん、明日からのキャンプの様子も
伝えてくれると思います。

黒松内だより
http://blog.goo.ne.jp/haruneos3/


ぜひ、ご覧ください。

黒松内ぶなの森自然学校 鈴木剛充

「ぶなの森の春休み」申込み受付はじめました!

2009-02-14 20:20:03 | 08 春
お待たせしました!
黒松内子ども長期自然体験村「ぶなの森の春休み」の申込み受付を開始します!

今年の春休みは、今までとはちょっと違った遊び方を、たーぼが一生懸命考えています!
子どもが好きな遊びプランを立てたりとか、民泊をしたりとか。
もちろん雪遊びだってやりますよ~!
春が始まる前に、田舎の自然学校で全開あそびをいっしょに楽しもう!!

「ぶなの森の春休み」の日程などは下記の通りです。
お申込みをぜひお待ちしております。
                                   (おーさか)

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

  黒松内子ども長期自然体験村「ぶなの森の春休み」

 日程) 平成21年3月26日(木)~31日(火)※5泊6日
 場所) 黒松内ぶなの森自然学校、及びその周囲の自然と生活圏
 対象) 小学校3年生~中学校3年生まで
 定員) 25名
 参加費)38,000円

 (お申込み方法)
  ぶなの森自然学校までご一報ください。
   TEL:0136-77-2012 FAX:0136-77-2020

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