日本を代表する観光地・金沢。伝統と現代が融合するこの街に位置する「金沢21世紀美術館」は、国内外から多くのアートファンが訪れる人気スポットです。
今回は「金沢21世紀美術館」の魅力を、建築・展示・訪れるべきポイントの視点から紹介します。
◎金沢21世紀美術館とは?
金沢21世紀美術館は、2004年に開館した現代アートを中心とする美術館です。
設計を手がけたのは、世界的建築ユニット「SANAA」(妹島和世氏と西沢立衛氏)。
円形の斬新な建築デザインと、訪れる人がアートと自然に触れ合える空間が特徴です。
建物全体が「開かれた美術館」というコンセプトを体現しており、敷地内を散策しながら無料で楽しめる展示も多く、観光や街歩きの合間に気軽に立ち寄れるスポットとなっています。
◎建築デザインの魅力
- 円形の美術館
金沢21世紀美術館は、直径112.5mの完全な円形をしており、どこからでもアクセス可能な構造が特徴です。 美術館というと「特別な場所」に感じがちですが、このデザインにより、地域住民や観光客にとって身近な存在となっています。
また、館内は大きなガラス面が多用されており、外部と内部が自然に繋がる設計が施されています。このため、展示作品と自然光が調和し、時間帯や季節によって異なる表情を楽しめます。
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=11&d=1
- 建物自体がアート
美術館そのものが一つの巨大なアート作品のようなデザイン。
どの角度から眺めても新たな発見があり、訪れる人を飽きさせません。
建物の中を歩くだけでも、現代アートの世界に引き込まれるような感覚を味わうことができます。
◎人気の展示とインスタ映えスポット
- 「スイミング・プール」 by レアンドロ・エルリッヒ
金沢21世紀美術館の代名詞ともいえる「スイミング・プール」。
一見、本物のプールに見えるこの作品は、アクリル板と水を利用したユニークな仕掛けで、プールの上と下に人が入り交じる幻想的な光景を生み出します。
観るだけでなく、プールの中に入ることもできるこの作品は、まさに体験型アート。写真撮影スポットとしても大人気です。
https://rurubu.jp/andmore/article/20675
- 無料で楽しめるパブリックスペース
敷地内には「ブルー・プラネット・スカイ」や「カラー・アクティヴィティ・ハウス」など、無料で楽しめる展示が点在しています。
これらの作品は、散策しながら偶然出会うアートとして、訪れる人にサプライズを与えてくれます。
◎最後に
「金沢21世紀美術館」は、現代アートの楽しさを全身で感じられる場所です。
アート初心者から上級者まで誰もが楽しめるよう工夫されており、金沢観光のハイライトになること間違いありません。
自然とアート、そして建築が調和するこの美術館で、ぜひ特別なひとときを過ごしてみてください。
アクセスと基本情報
所在地:〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2-1
アクセス:JR金沢駅からバスで約10分、「広坂・21世紀美術館」下車すぐ
兼六園や金沢城公園から徒歩圏内
開館時間:10:00~18:00(金・土は20:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
公式サイト: 金沢21世紀美術館
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