昨シーズンも参加した奥日光のバードウォッチング教室に参加。
このブログをずっとご覧になっている方はこう思われるでしょう。
「あんだけ奥日光に通って、この期に及んでバードウォッチング教室てなんだよ!」
ですよねー、でもこれ「教室」って入ってますけど、全然教室じゃないんです。タイトルつけたガイドさんがご自身で「なんでオレ教室って入れちゃったんだろう…。」とおっしゃってたので間違いありません(笑)
じゃあ何かっていうと、うーん、探鳥会らしくない探鳥会というか、特に鳥は探さないっていうか、開始時の説明で「鳥あんまり出ません」って言われても、ニコニコして「うんうん」ってうなずける人しか参加してない、そんな会。
ガイドさんのキャラに大きく依存していて、私はどハマりしてしまったので今回で3回目。
参加者6名で10時に赤沼駐車場をスタートしたんだけど、駐車場脇のズミの木にウソ、その奥にカケスが出てきて、もうここで1時間。どうしてそんなに時間がかかるかっていうと、気が済むまで観察するのと、鳥のことはもちろん、食べ物、住む環境、四季をどこでどうして過ごしているかまで話が尽きないから。
でもウソはここのところガイドさんでも見かけてなかったそうですよ。
奥にいたカケス、カッコよかったな。
戦場ヶ原の自然探求路に入り、赤沼分岐までのコースタイムは10分なんだけど、3倍はかかるよね。
ずっとカラ類の声がしていたんだけど、エナガ、コゲラ、コガラたちがわらわらとやってきた。
晴れているし積もった雪がレフ板代わりになって、きれいに写せる環境なんだけど、腕がついていかないのよね。
視界に入ってきたのは、さっきから声はしていたゴジュウカラ。
反対側にはキバシリも。ちょっと遠目だったけど、純白のおなかも美しかったな。
寝癖のような頭のコガラ。別の場所ではさえずっていた。
木道には雪が積もっているので、いつもより周囲の木々の枝に近い。
あまり端っこを歩くと脚が太もものあたりまで埋まってしまうので油断ならない。
ノビタキやホオアカが飛び回っているひらけた場所にも雪が積もって、また違った美しさだった。
カメラマンがときどき立ち止まって撮影していたんだけど、全部ウソ。
口笛のような鳴き声と称されていて、それが名前の由来でもあるんだけど、「ふ」とか「ふー」とか、調子にのった口笛じゃなくてそっと吹いたような声が大好きだ。
折り返して赤沼分岐まで戻り、今度は川沿いに竜頭の滝方面へ。
昨年はカワガラスが出てくれたけど、今年はどうかしら。
いた。
まぶたが白くてびっくりするんだよね(笑)
マガモやホシハジロ、コガモにオオバンもいたりして、水鳥たちも楽しかった。
ホシハジロのペア。でもマガモもそうなんだけど、一見ペアになってるんだろうなという感じではあるんだけど、わりと好き勝手に採餌しているところがおもしろいところ。
ある意味予定通り終了時間を50分ほどオーバーし、解散。
冬場は自分の車ではここまで来られないので、日光駅からバスを利用したんだけど、帰りのバスまで30分はスタート時同様に駐車場脇でいろいろ観察。
雪の上を歩くウソのメス、ズミの木の幹をうろうろしていたゴジュウカラ、枝の間を飛び交うコガラ、エナガ。
ダメだ、楽しすぎる。出てきてくれたガイドさんと立ち話をして、「バス2〜3本とばしちゃいますよね。」と笑い話になったけど、冗談抜きで日が暮れてしまうので後ろ髪をひかれながら帰りました。
やっぱり奥日光は楽しいし、元気が出る。
春も夏も楽しみだけど、雪があるうちにもう一度来てしまいそうな気もするなー。
●この日見た/声を聞いた鳥
- コガモ
- マガモ
- ホシハジロ
- トビ
- オオバン
- アカゲラ
- オオアカゲラ
- コゲラ
- カワガラス
- ツグミ
- エナガ
- コガラ
- ヒガラ
- シジュウカラ
- ゴジュウカラ
- キバシリ
- ウソ
- カケス
- ハシブトガラス
- ヒヨドリ