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小鳥見日記

ねむろバードランドフェスティバル参戦④〜保護された猛禽・タンチョウ

③はこちら。①から読むときはこちら

朝の根室はどんよりした雲に覆われた上に強風で、徒歩5分の根室駅前にスーツケースをひきずって行くんだけど、歩道の雪は凍っているので歩けず、車道の比較的乾いていそうなところを選び、なおかつ転ばないように慎重に歩くので倍の時間かかった。
暮らす人は大変だな。

まずは釧路を目指して走り、空港近くの2つの施設に立ち寄るプラン。
途中の道の駅 厚岸グルメパークでは、青空も見えてきた!

最初に立ち寄ったのは、釧路湿原野生生物保護センター。環境省の施設だけど、ここには猛禽類医学研究所もある。毎年チャリティーカレンダーを買ったり、クラファンにわずかながらでも協力している団体なので、一度来てみたかったところ。

周囲は釧路湿原が広がっているんだけど、太陽光パネルがものすごい数あって、異様な風景だった。
とても写真を撮る気にはなれない。
ここにも人は住んでいて、その人たちの生業もある。だけど、どうしてもここに太陽光パネルを設置する必要はなかったのではないか。この光景がもっと広がると思うと絶望的な気持ちになる。なんとか止めないと。

滞在時間は20分ほどなので、急いで展示を見て、保護されている大鷲やオジロワシのケージ(といっても動物園よりももっと大きい)をのぞいてみた。飛んでいたオジロワシはリハビリが終わったら放鳥されるのかな。手前のケージのオオワシは地面を歩いていた。

するとケージの外を飛ぶ野生のオジロワシ。
近くの柱の上にとまってくれた。

ガラス越しなのでピンボケ気味だけど、こちらに向かって飛んでくる様子は迫力があった。

バスに乗り込む前、真っ青な空を飛んだオジロワシは、たぶん同じ個体だな。

次に立ち寄ったのは、阿寒国際ツルセンター。ここでも野生に戻れないツルを保護したり、餌が採れない時期に給餌したりしているとのこと。

ツルは1日目にもたくさん見たのでもういいかなーとも思ったけど、背景が山で広々としたところ、そしてお天気もよくて明るいので、写真目的の人はたくさん撮っていた。

3羽飛んでます。こういう景色はよかったな。

保護されている個体のケージへ行ってみると、小鳥の声がする。なんかひさしぶり(笑)
スズメの声なので探してみると、ツルのための餌を横取りしにきていた。
まあ微々たるものでしょうけど。それぞれくわえているのがかわいい。

晴れたけど結局強風はおさまらず、こんな感じでスズメもかくれている。
環境的にはいかにもカラ類の混群が飛びそうな場所があちこちにあったんだけど、ハシブトガラをちらっと見られただけだった。

13時前に釧路空港で、最初〜最後までお世話になったガイドさんともお別れ。
とてもいい企画だと思うので、これからも毎年続いてほしい。次回も行くと思ってるんだけど、たぶん夏頃にまた行っちゃうんじゃないかな、私(笑)

楽しい、というか、幸せなフェス参戦でした。


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