鳥の写真は1枚もないんです。筑波山で見たのは飛び去るキビタキの影とハシブトガラスくらいかなー。
前提が「鳥の声を聴く探鳥会」なので、おりこみ済みということで。
そもそも昨年のGWにこの探鳥会があるということで、練習がてら3月に歩いてみたのが初めて。結局その探鳥会にはお天気が悪くて行かなかったんだけど、夏鳥の声は相変わらず??なので、ベテランのみなさんと歩けるのはありがたい。
集合はいつも車を置く深峰歩道登山口で、ここから単純に往復するのかと思いきや、一旦少し降りてお手洗いのあるキャンプ場へ。そこまでの道のりにもキビタキ、クロツグミ、オオルリ、ウグイス、エナガ、イカルなど、声は本当によく聞こえる。
キャンプ場コースは筑波山神社とかから登るコースよりはずっと歩きやすいとはいえ、階段が多い! 一人で登るなら休み休み行けばいいので問題ないんだけど、健脚のみなさんについていくのはなかなかキツかった。
が、20人ほど参加者がいると同じような方もいらっしゃって、ゆっくり組としてついていく。
キャンプをしている方も何組か。前日の御前山とはうって変わって静かでのんびりしている感じ。
これが踏み絵のようなことになっていて、というのもヤブサメの声は周波数が高く(9,000~10,000Hz)、年齢を重ねると聞こえづらくなるとか。
確かにこのページを見ると60代の目安が10,000Hzなので、比較的年齢層の高い探鳥会メンバーには厳しいところがある。幸い私はまだ聞こえるのだけれど、「あ、ヤブサメ鳴いた!」と言うとなんだかもの悲しい空気になってしまうっていう…。
途中、キビタキがかなり近くに来て、見られた方もいたけど私は飛び去る影だけだった。残念!
「キツイ人は休んでてもいいですよー」と言われたんだけど、せっかくなのでついていく。
これはヒイラギソウ。
ヤマトグサ。「草じゃん!」って思ったんだけど、ヤマトグサは、日本において日本人が初めて日本の植物の学名を発表した植物、そして名前をつけたのは「らんまん」の牧野富太郎博士とのこと。
花も咲いてました。
ツツジの仲間(雑ですみません、解説は読んだけど忘れた)
途中、なかなか急勾配のところがあって、もう開き直ってゆっくり行こうと歩いていたら、すれ違ったトレイルランナーの方が「ギンリョウソウが咲いてましたよ!」と教えてくれた。
うれしくて誰かに教えたかったそう。私もうれしい。
くだりはまっすぐ深峰歩道。途中またまたオオルリ、クロツグミ、キビタキの声。特にオオルリはすぐそこにいるような距離感で、みんなで木のてっぺんを中心に探したけど結局姿は見られなかった。
ミソサザイも結構さえずっていてうれしかったな。
オオルリやキビタキは見ばえもするので、見られるものなら姿も見たかったけど、でもそこにいるんだな、ということは感じられたし、鳴き方のバリエーションも知ることができたので、勉強になる会だった。
あと思ってたよりめちゃ歩いた(笑)次はゆっくり歩いてみよう。
●この日見た/声を聞いた鳥 ※鳥合わせの結果含む。自分で見聞きしていないものは★
- カルガモ(途中の田んぼ)
- キジバト
- アオバト★
- ツツドリ(声)
- コゲラ(声)
- アオゲラ(声)
- サンコウチョウ★
- カケス(声)
- ハシボソガラス
- ハシブトガラス
- ヒガラ(声)
- ヤマガラ(声)
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- センダイムシクイ(声)
- ヤブサメ(声)
- ウグイス
- エナガ
- メジロ(声)
- ソウシチョウ
- ガビチョウ
- ミソサザイ(声)
- トラツグミ(声)
- クロツグミ(声)
- オオルリ(声)
- キビタキ
- シメ(声)
- イカル(声)
- カワラヒワ★
- ホオジロ(声)