GDP主要5か国とお隣の韓国を合わせた6か国の政府発表のGDP推移です。
米国もGAFAを主体に成長していますが中国の伸びは目覚ましいものがあります。
4.5番手のドイツとイギリス及び12位の韓国も微増です。
ただ一国日本のみが数値を下げています。
アベ首相の大号令で必死に株を円で買い支えても数字は正直です。
東日本大震災での教訓を元に各国が原発から逃れるすべを考えている中、日本だけ真逆の方向へ進みました。
景気は上向いている等との口車と見栄えの良いデータで期待しぬるま湯状態の間に風邪をひきました。
そして気が付いたら悪化して現在肺炎状態です。 医者と政治家は慎重に選ぶべきです。
よく政治家の方が二言目に円高になったら輸出に影響が出るといいます。
ところが先進国+韓国の中で米国に次いで2番目に日本は輸出が少ないのです。
TOYOTAを始め世界的企業は現地生産主体ですからドイツや韓国などと違い死活問題ではないのです。
むしろ気になるのは政府支出です。
それが活きた使い方をされれば良いのですが原発を例にとるまでもなく、どうせ国民が税金で払うのだからと気前の良い使いっぷりです。
昔、バブルが起こった原因の一つに当時の大蔵省を中心とした護送船団方式が挙げられます。
土地価格は必ず上昇すると言う神話の元、当時大蔵省が中心となり安易な貸し出しを行ったのもバブルを創造した一つの要因と言われています。
クリーンで安価なエネルギーとして自民党政府が推し進めてきた原発も官が主導して民間が追従しました。
スリーマイル島の原発事故から原発から足を洗おうとしていた時、WH社を東芝が大型買収しました。
つい最近日本の原発の売り込みに英国がNOを出し、原発を推進する理由を失いました。
英国が自国の停止後20年たった原発に対しあと70年は最低限必要と言っていました。
そんな時に原発を売り込み、そして失敗したのです。
バブル期には経済は1流、政治は3流と言われました。 現在政治は少しは良くなったのでしょうか?
限りなく黒に近いグレーで”勝手に役人が忖度してやった事”など都合の良い言い訳に国民はどのような対応を見せるのでしょうか?
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