ネトウヨや安倍首相応援団、WEB等で印象操作を行っている方々の言い分の多くがモリカケ?そんな事やっている場合ではないでしょう!の一言ですが...
1.ウォーターゲート事件
米国史上最大の政治スキャンダル。裁判の過程で、ホワイトハウスのもみ消し工作、さらには、以前から政敵に対して行ってきた不法な情報活動が明るみに出された。ニクソン大統領は自ら潔白を証明するため、執務室の会話と電話のやり取りを記録したテープを提出したが、かえって疑惑を深めることにしかならず、ついに74年8月、米国史上初めて、現職大統領として辞任した。
2.今も元気で正義感の強い元裁判官さんのブログから
財務省の決裁文書書換えについての記事
こういうことは,これまでも,あちこちの役所で平気で行われてきていたのではないかと考えざるを得ない。
私が訟務検事時代に担当した訴訟事件の中でも,所管行政庁の担当者が持参した文書の中に後で書き換えたのではないかと疑われる文書が発見され,このようなものを裁判所に書証として提出するわけにはいかないと言って突き返したり,旧公共企業体の労働争議関係の事件であったが,新任明けで赴任した某法務局で担当することになった事件の最初の打合せの席で,前任の担当者時代に既に提出されていた争議当日作成と説明されていた「現認書」が,実は訴訟になってから書き直されたものであることが判明したので,それを作成名義人の証人予定者に真正な文書と説明させる内容の所管庁の担当者が準備してきた想定問答案に基づく質問はやめにして,書証の提出を撤回すべきだという話をしていたところ,後日,上司から,「あとは私の責任で処理する」と言われて,指定代理人から外されてしまったということもあった。
【弁護士きみ様のブログ2018年03月13日より一部掲載させていただきました】
3.行政・司法・立法の三権分立の定義が損なわれている
民主主義の根幹である主権在民が軽んじられ、政府の威信が揺らぎ生命や財産など国民にとって最も大切なものが軽んじられようとしている。 安倍内閣の総務省が行政の人事権を支配し忖度せざるを得ない状況を生ませている。
司法においてもそれは例外ではない。
先の米国を例にとるまでもなく、これは辞職で済む問題ではなく、逮捕監禁にまで相当する重大事件です。
ニクソン元大統領も逮捕寸前にまで追い込まれました。
4.全ての責任は私にあります。
”国民に丁寧に説明していく。” 任命責任に関しても二言目には ”全ての責任は行政府の長たる私にあります”
と何度も聞かされてきました。
しかし未だかつて安倍首相が何らかの責任をとったという話は聞いた事がありません。
限りなくグレーであっても決定的な証拠さえなければどうとでもなる。
最近一般の被疑者の取り調べにおいても黙秘が増えてきました。
国のトップが乱れれば国も乱れます。
もはや黒か白かではなく、このような状況を生み出す元となり、国会を1年も空転させた責任を取って総裁選辞退表明が最低の責任の取り方だと思います。
あの佐川さんでさえ刑事訴追のおそれがあるいう理由で責任の言明はしませんでしたが自ら辞任したのですから...
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