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満谷国四郎の油絵

2023-09-07 16:48:23 | 古いもの


満谷国四郎(1874<明治7>-1936<昭和11>)の初期油絵です。
暗い色調のリアリズムの静物画ですが、見飽きぬ魅力があります。
キャバレー王だった福富太郎さんは、満谷国四郎の初期作品に夢中でした。
福富コレクションの「軍人の妻」(明治37年)は満谷作品の白眉ですが、
この静物画も同時期の作だと思われます。
満谷国四郎は明治44年第二回目の渡欧をしますが、
それ以降は印象派風の明るい作品へと変貌してしまいます。

 (キャンパスに油38×45,5センチ、額69×77センチ)
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