お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

唐物 驢蹄口茶入れ

2012-12-25 12:34:02 | 古いもの
   

美しい茶入れです。
ろくろか型物かもよくわかりませんが、冴えわたった技術に驚くばかりです。
重さは52グラムと軽く、日本の茶入れの半分の重さ。
私は、技術よりも作り手の「魂」に惹かれるほうなのですが、
技術に「魂」がのりうつることがあると知りました。
この茶入れは、中国南宋時代のもの。
室町時代に日本に入ってきたものでしょう。
口造りの一部に、使用によると思われるスレがあります。
驢蹄口とは、茶入れの口造りが驢馬の蹄に似ていることから付けられたとか。
同様の茶入れが、京都北村美術館にあります。

 (高6,3センチ、口径3センチ、底径2,7センチ)
  <売約済みになりました>
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二枚の絵

2012-12-22 12:33:42 | いろいろ


私の狭い寝室です。
上は、矢崎千代二のパステル画で、大西洋の夕焼け。大正末~昭和初の作です。
下は、今月送られてきた、内海満昌さんの油絵「新世界」。
二枚とも気分のよい絵です。
時代が違うのに、同じような空気が流れています。
時々掛け替えて楽しんでいます。
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六閑斎 赤楽茶碗

2012-12-19 11:38:27 | 古いもの
   

今まで手にした茶人の茶碗のなかでも頭抜けた造形力があり、
ざっくりして大らかで、何ともいえません。
天賦の才を感じます。
作者は、裏千家六代の六閑斎(りっかんさい)。
1694年(元禄7年)に生まれ、33歳という若さで亡くなっています。
箱蓋裏には、裏千家八代一燈による書付けがあります。

 (口径10センチ、高8,5センチ)
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根来椀

2012-12-19 11:35:38 | 古いもの
  

江戸初~前期の古手です。
使い込まれた朱の色がいいですね。
お正月に使ってみたい椀です。
お雑煮には大きすぎるかもしれません。

 (口径14センチ、高8,2センチ)
  <売約済みになりました>
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明治時代の油絵

2012-12-13 11:00:40 | 古いもの


松島の絵です。
「絵はがき」みたいな絵ですが、飽きがきません。
「至」というサインが入っています。
作者は亀井至一と思われます。
至一は、1843年(天保14年)江戸で生まれ、石版画の第一人者として活躍した人です。
当時は、外国人のお土産用として、日本の名所・風俗の写真や石版画の需要が多かったのでしょうね。
松島の絵は、「写し」の絵ですが非凡さを感じます。
素直で気分のよいものです。

 (45×52,5センチ 額はありません)
   <売約済みになりました>
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