「点を集めても線にはならないけど点が動くと線になる」
授業中に当てられてそう言ったら凡庸な数学教師が顔をいがめましたがな、授業中に変顔をしよったですがな、そう。かの数学教師は授業として「有理数だけでは数直線にたくさんの穴が開いている」「その穴を埋めていくのが無理数である」と言って始めたかったらしいのですが、ワシは今でも「そんなときは優等生を当てたりして当てにするよりも自分で講義なさい」と思っております、はい。
ワシが語った内容こそはカントルの対角線論法ですがなw
それとニュートンですかな、歴史的に言ってワシの方がテーゼやねん、そう。点を集めても線にはならないとは実数の非可算性、点が動くと線になるとはニュートンの微積分ですがな、そうですやろ。それを天然自然に会得してた当方こそが天才少年、そうでしたやろ、そうやないか。全学連上がりって天才の方が上だと認めたがらない、と、いうか、知らないというか、そうでっしゃろ。大学で暴れ終わってから就職するためには保身のためのあれこれが必要だと思ってたらしい、きゃっ、やらしい世過ぎにして破廉恥なふるまい、もう許したくない。
思い切って言えば「残酷な天使のテーゼ」でしてん、そうですやろ?
だから微分解析学だってテーゼですねんw
って、それはワカランけど、延長線上におますねん、そう。運動を細切れにするニュートンに対して流し撮りをする微分から始まる世界観に根差す、すなわち座標変換していくアインシュタイン流の微積分、そうですねん。