バスケ部 引退。

「勝てそうだったのにね」

そんな悔しさを嘆き、
次男ふーの中学バスケ部３年は

夏の大会を終え、引退した。

運動能力もチームの中では低く、
生活面でも褒められたものじゃないけど、

「やめたい」もなく

３年間、こうして続けてこれた。

これだけでも、褒めてやりたい。


レギュラーになれない君に、
言ってはいけないキツイ言葉もはいた。

試合に出れない君に
もっと伸びてほしくて、辛くあたった。

気合を入れるために
「やめてしまえば？」
なんて言ってしまうと、
本当に辞めてしまいそうで、
そこは、グっと抑えていたんだよ？


でもね、
ほんと、この日まで、よく続けてきた。

褒めてやらなくちゃね。


最後の大会、

僅差で競り合い、
悔しいながらも負けがわかった頃、

最後のほんの数分、
顧問の先生は次男ふーを試合に出した。

運動が苦手な次男ふー、みんなで戦い引退する姿。


先生の優しさだね。


こうして
高校ではバスケをしない君の、最後の姿が見れた。



２０１４年・夏　

バスケ男子 引退。



母からの

「花マル」あげる (^'^☆