らん.ラン.蘭.乱.???

カトレアの原種とパフィオについての四方山話・・・。
庭に咲く花々も・・・。

蘭園探訪日記(12/12)

2006-12-13 | Weblog
12日は埼玉のS蘭園に行って来ました  生憎のお天気でしたが、当方仕事のついでなのでお天気には関係なく行って来ました


営業で外に出ることが多いので、都合を付けて蘭園さんに行く事は結構多いです
昨日のように埼玉方面の仕事のときは三郷のS蘭園、千葉方面なら市川のS蘭園、群馬方面なら藤岡のM蘭園か前橋のO蘭園と言う風に・・・
地元をまわる時は館林のN蘭園によく行きます

S蘭園さんはトリアネーとクァドリカラーのJPが開花期に入り、いつ伺ってもたくさん咲いています
同じトリアネー、クァドリカラーと言っても、人間が一人一人個性があって違うように、一株一株が個性を持った花を咲かせています
同じtipoの花でも、色の濃いもの薄いもの、リップとテパルのコントラストがはっきりしているものいないもの、リップの色の入り方や濃さが、一つ一つ違っていていくら見ていても見飽きません

ただ、人間には同じ人は絶対にいませんが、蘭の場合は違います
メリクロンによる増殖は別にしても、株分けをする事でオリジナルの物がいくらでも増えていくのです  有名個体は欲しい方も多いので、どんどん株分けされて増えていく事も多いですね  この場合は個体名もはっきりしているので、メリクロンと混同しない限り、問題は無いのですが・・・と言ってもあまり増えすぎると、人間不思議なもので、どんなに良い花でも興味が無くなってしまう事が多いですが

JPの場合で困る事があります  大きな株で採取された場合に、現地でいくつにも分割されて別の株として輸入される事が多々あるからです
咲いてみたら同じ花が何株も咲いたという事が少なくないです  正直、それが良い花だったらラッキー!ですが、 たいがい同じ花がいくつも咲くような時は並み以下の事が多いようです

2~3鉢位なら同じ花が出ても 「仕様が無いな・・・」 で済みますが、5~6鉢以上も出るとどんな大株を分けたのかと考えてしまいます


色々書きましたが、カトレアの原種の好きな方は、是非JPの花をたくさんご覧になることをお薦めします
実生や完成された選抜品とは違った、その原種独特の雰囲気が伝わってくると思いますよ


絶対、お薦めします



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