ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

もう夏バテかな?

2021-07-25 19:51:30 | つぶやき

「みやざき神話のふるさと短歌大会入賞のお知らせ」

がきたのは、五月の末のことでした。

きょうの大会に出席するかどうかを知らせるようにと

往復ハガキになっていたのですが、コロナと暑さで

行けないだろうと「欠席」で出しておきました。

宮崎県は、ずっと若い頃に指宿へ行ったことがあるくらいです。

本当なら行きたかったですが・・・。

 

「佳作」に採ってもらった歌は、こんなふうです。

 

紫陽花に真花・偽花ありあぢさゐはあづかり知らぬその区別など

 

ふつう花びらみたいに見えているところが、偽花です。

その真ん中に細かく咲いているのが、真花です。

 

 

きのうの満月。

英語では、バックムーン(牡鹿)と呼ばれます。

遠く宮崎に思いをはせて。

 

 

 

    きょうの潮流

 新型コロナ感染が拡大する中で始まった東京オリンピック。開催を強行

する政府の姿勢が、無謀な戦争を始めたときと似ているという意見を時々

聞きます。

▼今年は、多くの犠牲者を出したアジア太平洋戦争の開始から80年。

開戦に先立ち、春頃から日米交渉がもたれました。最大の焦点は、日本軍の

中国からの撤退問題で、満州事変前の状態に戻せという要求です。

▼日本政府は、米国から根本的な政策の再検討を求められても、中国問題に

口出しするなとまともに取りあわず、「対英米戦を辞せず」と早ばやと決定

しました。東条英機首相は、最後まで「駐兵により始めて日本の発展に期す

る」との考えでした。

▼では、戦争に勝てる見込みがあったのでしょうか。昭和天皇が永野修身

(おさみ)軍令部総長に「絶対に勝てるか」と質問したら「絶対とは申しか

ねます。しかし、勝てる算のあることだけは申し上げられます。必ず勝つと

は申し上げかねます」。天皇は大声で「あゝわかった」と。翌日には実質的

な開戦が決定されました。

▼『太平洋戦争への道』(NHK出版新書)で、歴史家の半藤一利氏は、

戦争を避けるには米側の要求をのんで「中国や南部仏印から撤兵すればよか

ったんです」と端的に語っています。

▼そもそも、日米の国力のレベルが違いました。開戦時のGNPと鉄鋼生産は

12倍、石油の備蓄が7・8倍、石油精製能力は52倍の差です。

願望だけで突入した戦争の代償はあまりに大きい。無謀さがひきおこす犠牲は、

戦争だけとは限りません。

 

                 (しんぶん赤旗より)

 

 


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