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マハロ船長の航海日誌2

バンドフェットのカタログ

前のオーナーさんは大変物持ちの良い方で、バンドフェットカタログが残っているのです。

エスプリデュバンのカタログも残ってました。この姉妹艇の違いを仔細に比較してみると結構面白いです。

カタログを一読して気づいたのは、カタログの艇と自艇とでは仕様が異なっている部分があることです。

1番目立つ違いは、キャビンテーブルの真ん中にあるステンレス棒の支柱が無いこと。後継艇のエスプリデュバンにはないので、途中で仕様が変わったのでしょうか?強度のことはよくわかりませんが邪魔な支柱がないのはありがたいです。


こちらがエスプリ。


これが我らがゴンベⅢなのです。
ステンレス支柱が無く、テーブルの大きさもエスプリ寄りですね。


あと、自艇には物入れが多く造作してあります。

バンドフェットには、S,L,CS,CL,L-SHタイプの5つのタイプがあって、自艇はCLタイプのようなのですが、それだけではなく初代オーナーこだわりの特注加工箇所もあるようです。
それほどこだわって建造したのに3年ほどで乗り換えたいという話を初代オーナーから聞きつけた前オーナーが『これはチャンス!』とばかり譲り受けたのだそうです。ちなみに前オーナーはインペリアル23〜エクメドメール〜バンドフェットとNJYの3艇を乗り継いだ根っからのNJY党!(私も多少浮気はしてますが、ソレイユルボン〜リベッチオ〜バンドフェットと3艇乗り継いだNJY党なのです(笑)
我々3代目オーナーとしても『こりゃラッキー!』と思ってます。後から集成材等を使ってDIYで作った造作は、よほどの日曜大工名人でも『やっちまったなぁー!』感のシロモノになる可能性が大きいものです。

このオーナーズチェアーも特注だと聞いてます。
リバーススターンはレースをしないヨット乗りとしては、なんとなく無駄な空間だと感じていて、この後方に張り出したベンチは良いアイデアで、ここに座った時の"浮遊感"はなんとも心地良いものです。

ただ、この位置でスマホをいじる乗艇者にはいつもヒヤヒヤさせられます。

ブームキッカーも、ブーム・トッピングリフトが不要になるので大変ありがたい設備です。

今日は寒波到来の予報で、朝のうちは小雨模様。雨があがったと思ったら南西風(サウウェス)が強まるという最悪の天気。そそくさと後片付けして離船しました。


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コメント一覧

マハロパパ
ちょっと太目のジイサン様

日本人は手先が器用と言われてきましたが、いったん船作りをやめてしまうと、技術の伝承がされるのか?心配です。
NJYには頑張って欲しいです。
マハロパパ
行燈入道さん
海の上では、物を落としたら、ほぼ確実に沈んでしまいます。私は今まで安い食器から高いカメラまであらゆる物を海に捧げてまいりました。海の神様がもしいたなら、少しは何か願いを叶えてもらいたいと思いますが、海の神様はすごく強欲なのか、まだ何も叶えてくれません(笑)
ちょっと太目のジイサン
”彼女が水着に着替えたら”のシーンが目に浮かびます。

谷啓さんが”いい買い物だったな”って言っていた記憶が。

NJYもキャンピングカーで利益溜めたら、またヨットに進出して欲しいですね。
行燈入道
カタログだからゴージャスな雰囲気のキャビンなのかと思いました。しかしパパさんの船のキャビンもカタログに負けずに、ゴージャスで素晴らしいです。特注の収納関係、やはりしっくり来ますね。オーナーズチェアは素晴らしいアイディアです。確かに、ここで手を滑らせたら、スマホは一環の終わりでしょう。
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